一見、なんの関連性もないような「バイオテクノロジー」の分野の企業と米陸軍が契約!?
The Army is Testing Genetically Engineered Spider Silk for Body Armor
アメリカ・ミシガンにある企業Kraig Biocraft社と、米陸軍がボディーアーマーの開発に関して10万ドル(約1050万円)の契約を交わしたそうです。
そのボディーアーマーの新素材とは・・・
クモの遺伝子を組み込んだ蚕!その名も「Dragon Silk」!
まるでハリウッド映画のストーリーのようですが、これはいたって現実のお話。
蚕にクモの遺伝子を導入し「クモの糸を吐くことのできる蚕」からできる新素材というから驚きです。
そのDargon Silkは従来用いられているケブラー素材よりも高い伸縮性をもち、編み方、厚みなどを変えテストされていくそう。
このパフォーマンスの結果次第では、米陸軍は100万ドルの出資も考慮しているとのこと。
鉄よりも強く、耐熱性を持ち、さらに驚くべき伸縮性も兼ね備えているクモの糸。そのポテンシャルの高さに注目し、さらに蚕との遺伝子工学によって生み出された新素材。
それを軍の装備に導入しようとしていく米軍の姿勢にも圧倒されますね。
リアルスパイダーマンのような現実がすぐそこまで!?
※本記事は過去記事の内容を基に校正しています (2018.05)
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