【連載】サバゲマスターへの道Part.16 ナイロンホルスターをカスタマイズしてみた!

八千代市です、こんにちは。
最近導入したレッグホルスターは非常に便利で使いやすくて満足しています・・・が、ゲーム中にズルズル下がってしまうことが気になりました。
ベルトから吊り下げるためのバンド部分で調整しようと思ったら・・・なんと、ここは調整できないじゃありませんか!

これは予想外というか、もう少し調べて買えばよかったかも?
面倒なのでハサミで切って豪快にテープでとめてしまおうか・・・と担当の乾さんに話したら、

乾「ナイロンはテープじゃしっかり留まらずスグ取れてしまいますよ。というか、それは雑過ぎです!(憤怒)」

といったお叱りをうけました。
仕方ないのでこのまま使い続けるか・・・と思っていた矢先、

乾「だったら、ホルスターの裁縫カスタムやってみましょうか。な~に、私が失敗しても八千代市さんが新しいのを買えば良いだけですよ、ハハハッ」

こんな流れから、今回はホルスターの裁縫カスタムをする(やってもらう)ことになりました。
とてもありがたい話ではありますが、新しいホルスターを買うことだけは避けたいです。

さてさて。これが今回カスタムするナイロン製の汎用レッグホルスター。ハンドガンのサイズに合わせてベルクロでフィット感を調節できます。
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数回しか使ってませんが、バンド調整ができない以外は大変満足していますよ。

作業前に長さの確認を。
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やっぱりポジションが下すぎて、太モモに巻く下のバンドがヒザの位置まできています。

乾「今回は本体から上に出ているバンドを短くしましょう。それで位置が上がってちょうど良くなると思います」

ではお願いします!(他力本願)

まずは切る部分をチェックします。
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乾「この部分(約10cm)を極限までカットしてツメますかねぇ」

ファステックスのところが縫われていて長さ調整ができないのです。
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乾「ちなみに、自分は模型の知識と技術はありますけど裁縫に関してはド素人なんですよねー」

そうなんですか! ワタクシてっきり裁縫もプロ級の腕前だと思ってたんですが・・・。

乾「切っても大丈夫なところかどうか事前によーく確認します。場合によってはリペア不可能になりますからね」
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作業前にホルスターをクルクルさせながら見てたのはそういう理由だったんですね。

ベルクロをはがす部分にだけ切り込みを入れます。09乾「口頭で説明するのは難しいですが、重なって縫われてい上のベルクロだけ、下のバンドを傷つけないようにカットします」

ここさえ失敗しなければ何とでもなると乾さん。家庭科や図工で1か2しか取ったことしかない私でもできるのでしょうか。

端から糸を切っていってベルクロを剥がします。
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豪快にビリビリと破るのはNGっぽいですよ。

今まではこの長さでしかホルスターを付けられませんでしたが・・・
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ハイ、切り詰めてここまで短くします!
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今度は縫い付ける作業。
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100均にある普通の縫い針と木綿糸を使って縫っていきますが、縫うのは3枚重なった厚手のナイロン。予想以上に針を通しにくいようです。

乾「ここまで針が通りにくいとは・・・。指貫を用意しておけば良かったですね」

近くにあった厚紙を指貫代わりにすることにして、何とか「なみ縫い」を往復させて・・・
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無事に縫い終わりました!
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横から見てもぶ厚くて縫いにくそうです。

余ったバンドをハサミで切ってライターで溶かしてほつれを防止・・・え、瞬間接着剤で縫い目を固定?
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乾「ナイロンは瞬間接着剤でくっつくので縫い目に流し込みます。装備品とかのほつれ止めにも使えますよ」

剥がれても接着剤で付けなおせばよいなら、ワタクシでもできそうです。

こんな感じでサイズもピッタリになり、無事に裁縫カスタムは終了。
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これで次回のゲームからはホルスターのズレに気をとられることはなさそうです!

乾「ついでにヨコのポケットも取ってしまいましょうか。電動ハンドガンなら使わないですよね?」
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そもそもガスガンでも、ここにマガジンを入れないかも・・・というわけで除去してしまいましょう。

では、またまたお願いします!(他力本願)
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ポケットなどを取り除く作業は、先述した「どこを切ってはいけないか」を確認することがさらに重要になるそうです。
さっきの作業では失敗してもバンドを縫っていた糸がムダに取れてしまうだけでしたが、今回は同じ糸で縫われている(=重なっている)必要な部分まで切り離してしまう可能性があるわけです。

少ししか使ってないのにポケット内部はこんなに汚れてしまうのか!
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普段はここまでチェックする機会もありませんからね。
側面に続いてポケット下端もカット。
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ここは縫い目の糸を切るとフチがバラバラになってしまうので、糸ではなくナイロン布地を切ります。下のホルスター部分を切ってしまわないよう慎重に・・・。
無事にポケットの取り外しに成功したら・・・おぉ、だいぶスッキリしました!
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作業工程で布地に挟まれていたスポンジ?が白く見えてしまったので、マジックで黒く塗ってリペアしています。

乾「スッキリしたら全体的に真っ黒で目立ちますねぇ。うーん・・・あ、ちょっとお待ち下さい」

そういってホルスターを持ってどこかに消えてしまった乾さんを待つこと数分・・・。
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あら、軽くスプレーを軽く吹きかけられて戻ってきました。
うーん、使い込んだ感じが出ていてなかなかいいですね!

なお、作業中に気付いたのですが、太腿に回すベルトのゴム部分がヘタりかけていました。
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ホルスターがズレないよう、キツめに留めていたツケともいえますが、今後はほどよいポジションで装着できるので、ヘタリの進行は減るんじゃないでしょうか。
早くこのホルスターを使ってゲームに参加してみたい!

というわけで今回の作業は終了。ありがとうございました!
あ、もし乾さんが失敗したら、欲しかったブラックホークのホルスターを買って、それに半額出してもらおうなんて1ミリも考えてませんでしたから!
しかし、格安なホルスターでも、ひと手間加えるとカッコよくなり、愛着も湧きますね。

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八千代市 徹

株式市場からスポーツ、更にはゆるキャラなどのサブカル系まで何でもござれのオールマイティーなアラサー。幼少時に観た「戦国自衛隊」で戦争映画やミリタリー関連にハマる。人生のサバイバル歴は30年を突破しているが、サバゲーに関してはゲーム中の骨折が影響して10年以上遠ざかっている。今回記事を寄稿したことでサバゲ熱が再燃し、復帰を密かに目論んでいる。

投稿者記事

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