2014年、長時間の使用で銃身の温度が上昇すると命中精度が落ち「弾がまっすぐ飛ばない」として、一時的にドイツ連邦軍への発注が停止されていたH&Kの「G36」。
どうやらH&Kの潔白が証明されたようです。
■H&K Vindicated, No Problems Found with G36!
(画像:wikipedia)
グリーン政党のウィンフリート氏が主導し、アフガニスタンでの任務に従事した200人の兵士を対象に、「実際にそれが原因で危険な状況に陥ったことがあるか、または負傷したことがあるか」という聞き取り調査が実施されました。
「G36に関しては、小さな弾薬でターゲットに対し大きなインパクトを与えることができ、むしろ優れている」と述べた小隊指揮官もいました。
調査委員会は科学的実験の結果も加味し、「ケガ人は出ていないが、すべてのターゲットにヒットしてるかどうかもわからない」と反論するも、現場の兵士たちはこれを論破。もしかしたらドイツ政府の兵器産業を消滅させたいという力が働いているようでもあります。
2013年当時のH&Kの首脳陣は、これは「ネガティブキャンペーン」であると主張し、「全世界に輸出され長年にわたって使われ続けている」という実績を持っています。
H&K側の怒りもこれで晴れたかもしれません。
ただし、政府方針として「一時的な発注停止の解除」はまだ行われていないようです。
引用元:http://www.thefirearmblog.com/blog/2015/10/14/hk-vindicated-no-problems-found-with-g36/
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