日本で電動アシスト自転車というと、いわゆる「街中で坂道を楽に上れるママチャリ」を思い浮かべる人が多いと思います。
最近はスポーツタイプの電動アシスト自転車も増えてきましたが、日本では道路交通法によって「人力とモーターのアシスト比は時速10kmまでが最大1:2、そこから徐々にアシストを弱め、時速24kmでアシストをゼロにしなければならない」と定められています。
なので例えスポーツタイプであっても、基本的にはあくまで街乗り用自転車です。
しかし海外には、「E-Bike」と呼ばれる日本では考えられないような電動アシスト自転車が存在します。
オーストラリアのステルス社が開発した「B-52 BOMBER」もそんなスゴイE-Bike。
こちらはXGamesなどで活躍するフリースタイルモトクロスライダーJarryd McNeil(ジャリド・マクニール)による試乗動画。
Jarryd McNeil’s first run on the new B-52 Bomber electric mountain bike from Stealth Electric Bikes. (1:28)
[youtube]https://youtu.be/L63Zn7tSAXw[/youtube]
マウンテンバイクなので山道や悪路でもラクラク走破可能。
スピードもかなり出ています。
こんな傾斜を上り下りすることもできます!
最後はキメ顔でウィリー走行。
価格は10,000USドル(約124万円)。
1.5kWhの大容量LiFePO4バッテリーを採用し、最高速度は80km/h!
どう考えても普通の自転車じゃありません。
モーターの出力は最大5200W。
国内の一般的な電動アシスト自転車のモーターがだいたい250Wなので、約10倍のパワーがあり、1回の充電で走行可能な距離は約80km。
2時間の急速充電が可能で、回生ブレーキも搭載。ギヤは内装式で9段変速。
また、パワーやスタイルが異なる「F-37 FIGHTER」「H-52 HURRICANE」といったモデルもあります。
なお、この「B-52 BOMBER」に限らず、日本の基準をクリアしていない電動アシスト自転車で公道を走ると道路交通法違反。
まさかいないとは思いますが、もしこのようなE-Bikeを買ってもそこらへんを乗り回しちゃダメですよ。
しかし、チャンスがあればこんなスポーティな電動アシスト自転車、乗ってみたいですね。
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