NERF(ナーフ)といえば、もう皆さんよくご存じであろうお子さま向けのトイガン。
日本ではタカラトミーが取り扱っていますが、元々はアメリカのハスブロ社製のもの。けっこう長い歴史があるそうです。
今回のガンレビューは、久しぶりにこのNERFを取り上げてみます。
しかし、単なる普通のNERFじゃありません。
今回紹介するNERFはアメリカ本国版。
日本仕様よりほんのちょっとだけパワーが強く、そして国内未発売のモデルも多数あり、その驚きのラインナップは今までさばなびでも何度か取り上げています。
【スポンジガン】Amazon.comで買える!キワモノすぎる本国版NERF(ナーフ)を集めてみた!
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ということで、(今のところ)国内では珍しいNERFをレビューしてみます!
ちなみにNERF本体は「ブラスター」、スポンジ製の弾丸は「ダート(ダーツ)」と呼ばれています。
また、購入先や購入方法については最後にまとめてみました。
N-Strike Double Down Blaster
細身でシンプルなブラスター。まさにSFプロップガンといった趣があります。
全長:283mm 重さ:162g 装弾数:2発 初速:18.5m/s 価格:11.99USドル
名前の通りサイドバイサイドのダブルバレルです。
NERFのお約束のごとく先込め式で、1回のコッキングで1発ずつ発射します(右バレルから優先して発射)。
コッキングは後方のレバーにて。
やや重めですが、グリップの角度がいいためか引きやすいです。
バレル下部のメリケンサックみたいな部分は予備ダーツのキャリースペースです。
ショットガンのシェルホルダーのように4発をキープ可能。
ロードした2発を撃ち尽くしても素早くリロードできます。
ダートの向きや握り方などは十分シミュレーションしてベストなセッティングを見つけましょう。
実際に構えてみると・・・
バレルが低い位置にあるためかサイティングは◎。
ダブルバレルなのに非常にスリムで取り回しも良好です。
グリップは角度がついたタイプ。
成人男性の手でもギリギリ握れます。
なんとなく、ルガーP08やスタームルガーMK1のような角度や握り心地だと感じました。
Zombie Strike HammerShot Blaster
リボルバータイプの回転弾倉を持つブラスター。
個人的には「デッカードブラスター」にちょっと似ていると思いました。
全長:292mm 重さ:330g 装弾数:5発 初速:20.5m/s 価格:15.99USドル
バレル兼シリンダーは5発。
6発シリンダーよりもスリムに仕上がっていますね。
このモデルの最大の特徴はコッキングの方法。
写真のようにハンマー(のようなパーツ)を起こして発射が可能!
女性やお子さまにはツライかもしれませんが、成人男性であれば完璧に片手で扱えます! NERF戦ではこのメリットは計り知れません。
上部にはNERF規格のレイルスロットを装備。
無理やりつければエアガン用の20mmレイルアクセサリーも乗る可能性が高いです。
F/Rのサイトはありません。
フロントのみサイトっぽいもの?があるだけですが、非常に構えやすいですよ。
グリップも充分すぎるサイズ。
ボロ布を巻きつけたようなモールドもあり、握り心地は秀逸。
ランヤードリンクも(使い方によっては)便利です。
いまさらですがサイズ比較はこんな感じ。
両機種ともハンドガンでいえば「超大型」サイズ。
オートマグやデザートイーグルクラスの大きさがあります。
とても軽いので、トゥーハンドもラクラク!
ともにどこかで見たようなデザインのブラスターですが、扱いやすさはかなりものもの。
NERFを選ぶ時はスペックではなく見た目で選ぶ人も多いと思いますが、そんなデザインにこだわる人にも自信を持ってオススメできるモデルです。
Rebelle Secrets and Spies Secret Shot Blaster (PINK)
女児向けのRebelleシリーズのラインナップで、一見するとバッグ風のデザイン。
いろいろ詰め込んでお出かけに最適・・・ではなく!
ワンタッチでストックが展開してグリップやバレルが登場!
そう、MagpulのFPGのような収納展開式のブラスターなのです。
こちらが射撃形態。
充分な長さのストックがあり、フォアグリップを使ったポンプアクションで4発連続で発射できます。全長:240/480mm 重さ:395g 装弾数:4発 初速:21.5m/s 価格:21.99USドル
本体の展開はダイヤ風のボタンをスライドさせて行います。
取っ手を持ったまま、素早くガチャン!とトランスフォームできますよ。
先込め式で4発の装弾が可能。
ダートを込めたまま二つ折りに収納することができます。
ただ、P90風のグリップは非常に小型。
まさにお子様サイズ。収納の都合上仕方なかったようです。
コッキングはダークグレーのフォアグリップを前後させます。
トリガーを引きっぱなしでのラピッドファイヤーにも対応!
シャキン!と展開してそのまま4連射・・・という芸当も余裕でこなせます。
ストック部が長めなので、腰だめでも安定した構えで射撃ができるのはもちろん
ライフルっぽく肩付けも余裕ですが・・・
上部には取っ手があったりF/Rサイトはカゲもカタチもないので、サイティングできません。ストックがしっかりしてるのにもったいない!
ふと思いついてPTSのPDR-Cと並べてみたところ・・・
長さはもちろん、グリップやトリガーの位置までほぼ一致。
そりゃあ扱いやすいわけです。
女児向けにしておくにはもったいないくらいよくできたブラスターですね。
Zombie Strike Machete
ブラスターではありませんが、ついでにNERFの打撃武器も購入してみました。
手に持つと非常に軽く、素材は目の詰まった柔らかいスポンジ。これなら引っ叩いても痛くない・・・かも。
個人的にはNERF戦で、飛んできたダーツをはたき落として接近戦に持ち込むために使おうと目論んでいます。
フフフ、怖いか?(←これが言いたいだけw)
全長:490mm 重さ:55g 価格:14.99USドル
以上、ブラスター3機種と打撃武器1機種のレビューでした。
本国版ということでちょっとだけ期待していたパワーはそこまでパワフルではなく、日本国内版のNERFとでもバランスを崩壊させずに戦えるでしょう。
気になる購入についてですが、今回はAmazon.com(アメリカのAmazon)でオーダーしました。上記4点を購入して金額は約8,500円、送料は5,000円弱。発注から1週間で手元に到着というスピーディな注文となりました。
アメリカのAmazonとはいえ、日本のAmazonと同じくアカウントを作成すれば、全く同じように買い物ができますし、アカウントで登録した住所へ送れないものについては「◯◯へは配送できません」と英語で表示されるので安心です。
こちらでは(多少)レアともいえる本国版NERFですが、その独特すぎるデザインもあって、気になる人も多いはず。
ぜひ海外通販での購入にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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