サバゲ用の装備、皆さんいくつか持っていますよね。
プレートキャリアやチェストリグはサバゲでしか使えませんが、バックパックやユーティリティポーチなどは日常でも便利に使えるもの。
せっかく安くない金額を出して買った装備品だけに、できれば普段から使ってモトを取りたいものです。
そんな使い回しを意識する人にオススメなのが、HSP(Haley Strategic Partners)がリリースした「FLATPACK」。
見ての通り薄っぺらい小型のバックパックで、タクティカルユースはもちろん日常使いにも対応できるもの。今回、筆者が予約まで入れて速攻で入手したので、気になっている人はぜひチェックしてみて下さい!
外観はコーデュラナイロン素材の小型バックパック。
今回のサンプルは「ブラック」ですが、「コヨーテブラウン」「レンジャーグリーン」「マルチカム」がラインナップされています。
外寸は22W×35H×70Dmm(実測値)、500Dナイロン素材を使用して重さは約450gでした。
価格は各色とも130USドル(マルチカムだけ135USドル)。
名前の通りその薄さはかなりのもの。写真の最も厚いポケット部でも約70mmしかありません。満員電車の中で背負ったままでも人様の迷惑になりにくい・・・かも。
しかし、薄いとモノが入らないじゃないか!という人はご安心を。
FLATPACKはメイン気室とポケット部のマチがジッパーで拡張できるのです!
同社のINCOG GUN CASEのように、グルっと一周するジッパーを開くと・・・
まずこれがどちらも閉めた状態。
もっとも薄いスタイルです。
そしてこれがメイン気室の拡張ジッパーを広げた状態。
約10cm拡張します。
ポケット部のジッパーも合わせて広げると・・・
ここだけで約5cm広がります!
というわけで、限界までマチを広げた状態でサバゲ用品を詰め込んでみたところ・・・
押し込むとこれだけ入りました!
必要最小限の装備であれば、ガンケースとこのFLATPACKだけでサバゲに行けるかもしれません。
なお、絶対的なサイズの問題も合って、プレートキャリアは入りません。
MサイズのSAPIプレート自体、この中に入らないためです。
では、その他の各部を見て行きましょう。まずは各ジッパー。
HSPオリジナルのジッパープルが装着されています(全部で6か所)。
背面中央には横幅いっぱいのベルクロスペースが。
ワンポイントでパッチを貼れます。
上段のジッパーポケットは下端までの深さ。
B5版の雑誌がすっぽり収まります。
ショルダーストラップはベルクロ調整式。
ワンタッチで長さを調節できます。
また、途中にバックルがあるので・・・
同社のD3チェストリグのハーネスとしても利用可能!
背面にはMolleスロットがあります。
プレートキャリアの背面に直付けにも対応しています。
ハイドレーションブレッダーを入れることも可能。
上部にエラスティックバンドでカバーされたスロットがあります。
そして、日常使いでうれしい利点がこれ!
背面側のスリーブにMacbookがピッタリ収納可能! 写真はMacbookAirの11インチですが、新しいMacbookも外寸はほぼ同じなので同様に入るでしょう(大きい方のiPadもピッタリ入ります)。
仕事柄、ノートPCを持ち歩く必要がある人にはありがたい! 筆者もMacbookAirが入ることが購入の決め手でした。
ただし、クッション的な保護機能はほとんどないので、手荒に扱うのはNGです。
というわけで、筆者の場合はサバゲユースではなく日常使いや通勤用として購入しました。数日使用した限りでは、非常に満足度が高い仕上がりです。
気になる点はショルダーストラップ取り付け用の上端のバックルが、やや外側に設置されているくらいでしょうか(背負った時に肩にかかるストラップが開き気味になる)。
もちろんサバゲでも使えますし、街使いではコンパクトでスリムなので非常に使いやすくてオススメです。
現地価格はかなりお買い得なので、間もなく国内にも入ってきても、そこまで高くはならないでしょう。
気になっている人はぜひ実物を見て大いに迷って下さい・・・といいたいのですが、北米でも香港のエアソフトショップでも、あちこちで初回入荷分は売り切れています。本気で欲しい!早く欲しい!という人は、できるだけ早く購入するのがいいかもしれません。
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