今回は装備品といっても身につけるものでなく、銃に装着するアクセサリ的なグッズを紹介しましょう。
モノはx115xTaylorさんの「SUPPRESSOR JACKET(サプレッサージャケット)」。文字通りサプレッサー(サイレンサー)に装着するためのカバーです。
ここ数年アメリカの民間マーケットではサプレッサーの需要が高まっています。もちろん所持には登録や届出が必要だったり、サプレッサー自体が安くはないという面はありますが、それでも人気だとか。
屋外レンジはもちろん、屋内レンジでライフルを撃つ時はエチケットとして装着が推奨されているそうです。
しかし、サプレッサーは発射ガスを貯めて炸裂音を抑制する機器。つまり、高圧・高温のガスが充満するため、内外部ともかなりの熱を持ちます。
このように焼けて変色するのも珍しくはないそうで、不用意に触ると火傷してしまいますね。そこでこの手のカバーが登場したわけです。
それと同時に、サイティングのじゃまになる陽炎の防止や、カモフラージュ効果も期待できます。
このSUPPRESSOR JACKETは、当然ながら耐熱性能はありませんが、民間でもミリタリーでも目にするようになってきた「あのカバー」を再現しています。
展開してみると構造は極めてシンプル。
基本はベルクロで固定される一枚布の状態で、それを締めるバンジーコードというしくみ。
本体は単なるコーデュラナイロンではなく、裏地にナイロンメッシュが、間には3mm厚のフォーム材が挟まれています。これがポイント(後述)。
実物はノーメックスやアスベストなどの耐熱素材だと思いますが、同じような「あんこ」を再現しているわけです。
サイズは長さが約160mm。一般的な5.56mm用サプレッサー(直径30~40mmのもの)ならだいたい収まりそうです。
ジャストサイズじゃなくても、サプレッサーがほんのちょっとはみ出るくらいがリアルな感じが・・・(気のせい?)。
レンジャーグリーンのジャケットをAAC・M4-2000(PTS製)に装着してみました。
実物の画像はマルチカムのものをよく見かけますが、単色タイプもナカナカいいと思います。
ちなみに、装着したらできるだけバンジーコードは締め上げておきましょう。
こうすると、耐熱素材の「もっこり感」が出てそれっぽくなります。
SHOTSHOW2015の会場でいくつかあったサンプルガンもこんな感じになっていました。
カラーバリエーションはブラック、コヨーテブラウン、レンジャーグリーン、マルチカム(各500デニール)で価格は4,860円。
もちろん、オーダーメイドで他のカラーやサイズでの製作にも対応してくれます(6,480円~)。例えばマルチカムブラックでAW338用の長いタイプとか・・・。
皆さんもエアガン用のサプレッサー(サイレンサー)なら1つや2つ、あるいはそれ以上持っている人も多いでしょう。
そこにピンポイントなこんなカバーで個性的なドレスアップなどいかがでしょうか。
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