【ロシアならよくあること】戦車ですか?いいえタクシーです。機関銃で撃たれてもノープロブレム!

調子に乗って飲み過ぎて終電逃した・・・タクシーつかまえよう。道端で手を上げて待つことしばし、近づいてきたのは装甲偵察哨戒車(BRDM)!世界仰天ニュースも真っ青のこのニュースですが慌てない慌てない。ロシアならよくあること。以下詳細です。

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サンクトペテルブルク市では年明けから、装甲偵察哨戒車(BRDM)タクシーが巡回している。上部に旋回砲塔と大口径機関銃模型のついた完全な装甲車で、装甲厚は1センチメートルに達し、弾丸や爆弾の破片からの防御が可能。機関銃で撃たれたってへっちゃらだ。

迫力!もしこんなのが近づいてきたら興奮以外の何物でもありませんね。本物と区別できるように車体は赤で塗装されています。

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「安全タクシー」の会社のヤナ・ネジンツェワ広報担当は、ロシアNOWの取材に対し、新サービスが予想以上の人気だと話した。「年末にプロジェクトを始め、特に宣伝も行わなかったけれど、今は週何件もの申し込みがある。2両目の装甲車を購入して、運用することも考えている。今後はもっと乗り心地を良くするために、エアコンを改善して、入りやすい入口にする予定」。
現在サンクトペテルブルクで運行しているBRDMに乗るには、ちょっとしたがまんが必要になる。例えば、車内には暖房がない。「もちろん、車内は外ほど寒くはない。強力なエンジンと空調ユニットが温めてくれるから。それでも乗客は上着を着て座っている」とネジンツェワ広報担当。
水陸両用車であるため、温かい時期には川を渡ることも可能だが、今のところ、走行試験は行われていない。

ある程度人気はあるようですが、想像できるように乗り心地の面ではう〜ん・・・といったところですね。

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このタクシーは道路交通法には違反していないが、サンクトペテルブルク市の中心部を走行しない。戦車だからではなく、重量の問題があるため。同じ制限はトラックにも適用されている。重量制限はネヴァ川にかかる一部の橋にもあるが、ほとんどの橋をこの7トンのBRDMは渡ることができる。BRDMの最高速度は陸上で時速100キロ、水上で時速19キロほど。

人目につきやすい街の中心部を走っていないのは残念ではありますが、市井の人々はこんな利用法をしているようです!

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利用客は現在、誕生日や独身最後のパーティーなどに予約している。サービス料は1時間90ドル(約1万円)ほど。燃費はガソリン40リットルで100キロメートル。

大好きなあの人の誕生日サプライズに、人生一度の大パーティーに。これくらいの料金ならやっちゃいたくなりますね。

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これは平和的な再利用が行われているロシア唯一の戦車というわけではない。インターネットでは希望者ならほぼ誰でもBRDMを購入することができ、価格は状態の悪い中古で8600ドル(約103万円)ほど、良い中古で25000ドル(約300万円)ほどと、一般車とさほど差はない。ただBRDMを購入した人は、交流サイト(SNS)で、特殊運転免許を取得したり、当局に車両登録したりするのが難しいと、不満を述べている。

なんと購入可能!でも想像どおり実用には面倒なことがいろいろあるようで・・・(当然)。でも装甲車に乗れるとなるなら免許取得も苦じゃないかも(でも私はやりません)。

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実はこれまでにも「軍事タクシー」なるものは存在していたようです。

ゲーム「バトルフィールド3」の発売キャンペーンの時に行った火砲つき無限軌道戦車がロンドンの街中に登場したのを皮切りに、アメリカ・フロリダ州では「イエロー・エア・タクシー」が運行している。これはパイロット1人、乗客9人が乗れる飛行機「セスナ402C」のタクシー。全体が黄色で塗装され、チェック柄がついている。
エア・タクシーはモスクワでも運行している。異なる4社製のヘリコプターは、それぞれ7人の乗客を輸送可能。もっとも人気のある路線は市内のヘリポートから空港までの路線。ヘリコプター・タクシーの1時間のフライトは、装甲車タクシーでの移動よりも高く、1時間766ドル(約91900円)強である。

人生で一度くらいは装甲車に乗って友達を驚かせてみたいものですね!来年の誕生日のプランにどうぞ(言ってみただけです)!

引用元:http://m.jp.rbth.com/arts/2015/02/23/52083.html

※本記事は過去記事の内容を基に校正しています (2018.04)

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牛浜 のぶ子

前職は広告系企業に勤務。取材やまとめ記事の他、海外留学の経験を武器に、海外記事、翻訳記事の作成なども担当。魅力ある文章を書くことを心がけていますので、皆様が読んで楽しい!記事をお届けできるよう日々努力中です。

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