スマートフォンの液晶画面をガッツリとガードする為に近年ブームになっているのが「強化ガラス 液晶保護シート」です。
ハンマーで叩いたり、刃物で傷がつくか検証する様な動画がYoutube等で沢山公開されており気になる方も多いと思います。
しかし、色々な用語が記載されている事、値段も数百円から数千円する事から、どれを選んで購入したら良いのか難しいですよね。
そこで今回はスマートフォン向け強化ガラス液晶保護シートの選び方を紹介しちゃいます!!
特定の商品を推奨する物ではありませんが、購入する際に是非参考にしてください。
■強化ガラスで保護する利点とは?
従来の液晶保護シートの場合、長年使っていると擦り傷や端からの剥がれなどが目立つ様になり、綺麗な液晶画面が見づらくなる傾向がありました。
強化ガラスの場合は、張っているのを忘れるくらい透明度が高く、擦り傷に強く耐衝撃性もあります。しかも滑りやすいので画面を触って操作するスマートフォンをガードするには最適な保護シートです。
■厚さや強度などの選び方は?
強化ガラスには硬度や厚みがほとんどの商品に記載されています。
【硬度とは】
硬度とは硬さを表す数字であり鉛筆のHやHBなどのJIS規格に沿った表記をしています。数字が大きい物ほど強度があり、販売されている商品は「8H」「9H」が主流です。
【厚みが影響する事とは】
厚みに関しては厚いほど強度が増します。しかし、厚ければ厚いほどケースやホームボタンと干渉を起こしやすい。干渉を避けたい場合は0.15mmの物を、強度を増したい場合は分厚いものを選ぶのが理想です。
厚いもので0.55mm、薄いもので0.15mmがあります。
■ガラス加工の特徴を知ると役立つ!
強化ガラスには色々な加工が施されている商品があります。説明文にも記載されている事が多いですが、この加工内容を知る事で商品の内容をより理解することができます。
【ラウンドエッジ加工】
ラウンドエッジとは、iPhone6やiPhone6Plusの様に、端が丸みを帯びている加工の事を指します。
ラウンドエッジ加工が施されている強化ガラスの場合は、液晶面との段差が少なくなるため指の滑りも良好になり、加工がない物と比べて剥がれにくい特徴もあります。
端だけではなく、ホームボタン周りにもラウンドエッジ加工が施されている物があります。
ラウンドエッジ加工されたガラスはこの様に丸みを帯びています。
【飛散防止加工】
飛散防止加工とは、ガラスが割れた際に飛び散らないようにする加工の事です。強化ガラスと言ってもある程度の衝撃を受けると割れる恐れもあり、その際にガラスが飛び散ってしまっては危険です。飛散防止加工が施された強化ガラスの場合は、クモの巣状に割れ、破片が飛び散る事はありません。
【防指紋撥油コーティング】
スマートフォンなどの液晶を触って操作するデバイスは、必ず指の汚れや指紋などで汚れがちです。防指紋撥油コーティングは、指の油や汚れを弾いて表面を滑らかに滑りやすくするものです。
防指紋撥油コーティングは経年劣化する為、コート剤その物を購入してコーティングし直す方法もあります。
■上記を踏まえてどの様な強化ガラスを選ぶのが良いか?
内容により数百円レベルの強化ガラスでも充分満足できる商品と出会えるかもしれません。国産ガラス使用や特殊な粘着剤を使用など、色々な付加要素はありますが以下のオススメスペックを参考に、使用用途などに応じて自身に合う強化ガラスを探してみてください。
・ガラス硬度は9Hの物を
・厚さ0.3mmを目安に干渉を避ける場合は薄い物を
・ラウンドエッジ加工でフィット性を
・飛散防止加工で割れた際の安全性を
・防指紋撥油コーティングで操作性と汚れ防止を
・ホームボタンの穴の加工はお好みで
ホームボタン部分は「◯」でくり抜かれた物と「∩」でくり抜かれた物があります。「◯」の物は厚みによる干渉性が高いがガードできる部分は広め。
いかがでしたでしょうか?
筆者は強化ガラスと出会ってから普通の液晶保護シートに戻れなくなりました。毎日使用するスマートフォンですから、指の滑り心地や、張った事を忘れる様な透明度は非常に大切な事と思います。
ただ1つ気になる事といえば、ガラスだけに冬場は少し冷たさを感じる事でしょうか。
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