サバゲに行くときはいろいろと必要な物があって、どうしても大荷物になっちゃいます。
自宅からクルマで行く時は何も考えずにトランクに詰め込めばいいのですが、どこかに集合して仲間と乗り合いで行くこともあるでしょう。
そんな時はなるべくコンパクトにパッキングしたいもの。そもそも人力で持ち運べる量や重さには限りがあります。
特にサバゲ未経験の人や、始めて間もない初心者にとっては、何を持っていけばいいのか、他の人がどんなセットで来ているのかが気になるかもしれません。
そこで今回は、「サバゲ荷物の例」として、私イヌイの標準的なパッキングを紹介してみます。
今回は自宅からクルマで直行するのではなく、集合地点まで電車で行くことを考慮したコンパクトな荷物です。
基本的にガンケースとバックパックだけ。もう一丁持って行く時はガンケースが2つになります。
筆者は現地でBDUに着替えることはあまりしません。私服スタイルであれば、持っていくものもそれだけ減らせるからです。
●バックパック
MYSTERYRANCHの3Days、容量は約33リットルです。
背当ての樹脂ボードがジャマで容量が減るので取っ払っています。
特徴的なY字ジッパーのおかげで、ガバっと開いてポイポイ展開・収納できるのが便利。特に撤収作業は激速です。素材は500Dコーデュラで重さも約2kgと許容範囲ではないでしょうか。
●バックパックの中身
標準的な持ち物はこんな感じ。
1:EAGLEのSMALL GADGET BAG。バッグインバッグとして小物や工具はまとめてここに入れておきます。セフティでサイフやスマホといった貴重品を入れておくにもいいですよ。
2:バイオ弾。あまり撃たないのでマルイの小袋で1日十分足ります。
3:3M PELTORのイヤマフはこの時期の防寒用。耳にヒットすると痛いので防護用でもあります。無線を使わない人なのでヘッドセットは持っていません。
4:マイクロファイバータオル。汗拭き用でバスタオルサイズのもの。バッグに入れる時はハンドガンをくるんで保護用にします。
5:シュマグ。そのままだと大きすぎるので対角線で半分のサイズに切ってあります。
6:シューティンググラス。オークリーのWIND JACKET(レンズはSLATE IRIDIUM VENTED)を愛用。ケースにはスペアレンズを2セット(LIGHT POSITIVE RED IRIDIUM VENTEDとCLEAR VENTED)入れてあります。
7:手袋はオークリーのFACTORY PILOT GLOVE(秋冬用)。MECHANIXのORIGINAL TOUCHもよく使います。
8:Arcteryxのニーキャップ。右足にだけあればいいため、持っていくのは片方だけ。
9:チェストリグ。最近はコンパクトで軽いHSPのD3をよく使います。あるいはx115xTaylorのP4プレートキャリアも多用。どちらも同じようにバッグに入ります。
10:ハンドガン+ホルスター。ほとんど飾りなのでなくても構いませんが、カッコいいのでムリヤリ持っていくようにしています。写真はオーダーメイドの左用レザーホルスターに東京マルイのM66。寒い時期でもそれなりに飛びます。
11:ダンプポーチ:ゲーム中に使うのはもちろん、セフティでも小物をいろいろ突っ込んでおけるので便利。x115xTaylorのCANDY DROPを愛用しています。
12:ベースボールキャップ。普段はニット帽でゲームしますが、汗をかいた時の交換用に準備。1~2ゲームごとにローテーションして使うと常に乾いた状態で快適です。
●小分け用ポーチの中身
1:先に説明したEAGLEのSMALL GADGET BAG。Sサイズの方です。そういえば最近あまり見かけないですね、これ。
2:工具セット。100均のペンケースに「+-ドライバー」「精密ドライバー(-)」「ヘックスドライバー(4本)」「インチヘックスレンチ(6本)」「モスカートリロードツール」「トルネードの予備ピン」「カッターナイフ」などを入れてあります。
3:メッシュゴーグル。予備用というか、湿度が高い時はコッチを使います。
4:フェイスマスク。自転車用のCITYMASKです。
5:BBローダー。Lサイズはメインの0.23g用。Sサイズはハンドガン用の0.2gと0.25g用です。夏場はトルネード用に0.12g用を追加することもあります。
6:くもりどめケミカル。オークリーのHYDROPHOBICを愛用。前日の準備の時、携帯用のナノペンに数滴染み込ませて準備します。
7:ショットシェルリロードツール。マルイのショットシェルのBB弾を抜くための自作ツール。付属のBBローダーを短く切って詰めたものです。これを差し込めばシェルの中に残ったBB弾を一気に抜けて便利ですよ。
8:マーカーバンド。赤と黄色は自前のものを一応用意。
9:サバイバルホイッスル。初心者講習などで使う機会が多いので入れてあります。
10:予備電池。乾電池はもちろん、ボタン電池やリチウム電池もひと通り準備。ダットサイトやライトの電池が切れた人に売りつけるためですw
●ガンケースと中身
今回は16インチARの電動ガンの場合です。
1:電動ガン:16インチバレルとハンドガードに14.5インチURX4を組んだ民間風のAR。買った時はVFCのMk.12mod.1でしたが、もはやロワーしか残っていません。
2:ガンケース。黒いガンケースは他人のものと間違えやすいのでSWAT製のA-TACSパターンにしました。サイズは41インチなので16インチバレルのARがピッタリ入ります。
3:スペアマガジン。PTSのMバージョンのPMAGとEMAGがメイン。疲れた時用に多弾数マグも1本だけ持っていきます。
4:その他:PTSのAACサプレッサー(M4-2000)とリポバッテリー(800mA×2)はここのポケットに入れてあります。
もう1つガンケースを持って行く場合、予備マガジンやバッテリーはそれぞれのガンケースに入れるようにしています。
●もうちょっと荷物が多い場合のバッグ
着替えることを前提にBDU上下やタクティカルベルト一式、あるいはモスカートを大量に持って行く場合などは、アンダーアーマーのボストンバッグ(Mサイズ)を使うこともあり。軽くて断面形状が四角いので限界まで詰め込めるのが便利です。
だいたいいつも、こんな感じでサバゲに行っています。
特殊なアイテムやグッズはほとんどないので、「なーんだ」と拍子抜けした人もいると思いますが、特別なものがなくても何とかなっちゃうのがサバゲなのです。
持っていくグッズをうまく選べば30リットルのバックパックにだいたい収まるので、ビギナーや荷物の多い人など何かしら参考になれば幸いです。
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