構えるだけで距離を計測したり、重力、風速、湿度、地球の自転などによる弾道への影響まで自動的に算出してくれる超ハイテクスコープをリリースするTrackingPointから、HD画質で記録可能なウェアラブルデバイス「ShotGlass」が発表されました。
以前にもGoogleGlassに同期させるという記事を紹介しましたが、どうやら専用端末を開発してしまったようです。
サングラス状のShotGlassには、ビデオカメラ、マイク、HDディスプレイが内蔵され、ハンティングやシューティングを録画可能。GoogleGlassと似ている点もありますが、よりシューティングスポーツに特化しているそうです。
最大の特徴は、TrackingPointのハイテクスコープとワイヤレス接続できる点。
これによってできることは、GoProなどと同じように単純な録画だけに限りません。
例えば・・
・物陰などから姿を見せずに撃てる
・スコープの望遠映像を見ながら、同時にShotGlassで広角な視界で狙える
・他人が見た映像を射手の視界に表示させ目標指示が可能
これは便利ですね。
ShotGlassのスペック
・ワイドスクリーンWQVGAディスプレイ (体感は30インチサイズ)
・HDカメラ+スピーカー+マイクを装備
・ハイコントラストとブライトネス調整
・スリープモードあり
・グローブを着用したまま操作可能
現在予約受付中で2015年3月に発売予定だとか。
TrackingPoint製のコンプリートガンを持っていれば995USドルで購入できるそうです。逆にいえば、他の銃では使えないということに。まさしく専用オプションなのです。
メーカーではハンティングやシューティングでの利便性を挙げていますが、もしスナイパーとペアを組むスポッターが装備したらすごいことになりそうです!
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