【装備レビュー】x115xテイラーさんの新作プレートキャリア「P-4」をオーダーしたのでレビューするよ!

さばなびではすっかりおなじみとなったx115xテイラーさん。フィールド取材でのモデルさんの装備品でいつも協力いただいています。
前回は個人的にJPCタイプのプレートキャリアをオーダーしましたが、今回はできたばかりの新作プレートキャリア「P-4」のリポートです。
そう、この前JPCを頼んだばかりなのにまたオーダーしてしまったわけです(もちろん自腹)。

「そんなにプレキャリばかりあってどうすんの?」といわれると耳が痛いのですが、試作品を見せてもらった時に「これをMulticam Aridで作ったらカッコいいだろうなぁ」と思い、気がついたらオーダーしていましたw
というわけで、少しでもモトを取るべくリポートしてみたいと思います。

 

P-4 PLATE CARRIER(Multicam Arid)
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一言でいうとウェビングが一切ないシンプルなプレートキャリア。クローンモデルではなく、x115xテイラーさんの完全オリジナルモデルになります。
前面にある3連のシングルマグポーチは作り付けで固定、サイドプレートもありません。
素材は500DのMulticam Arid、クレイ(クライ)製の実物生地です。

前面
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プレートサイズはほぼSサイズ。スポンジ製のダミープレートが2枚付属します。
標準仕様はAR用ダブルマグポーチ×3ですが、追加オーダーでシングルポーチにしてもらいました。

背面
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背面は何もなくスリックな状態。IRタブ用のベルクロは追加オーダーでお願いしたものです。しかし、Multicam Aridは3Cデザートにちょっと似ていますね。そして以前、撮影で使用した「LV MBAV 」に通じる潔さもあります。
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構造的にはLV MBAV の方がはるかに複雑で凝ったものだそうです。

前面ベルクロ
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2.5×4インチのベルクロを装備。
個人的にはこのベルクロはなくても構わないのですが、フィールド撮影などでモデルさんに着用してもらう可能性もあるので、ネームパッチ用に残してもらいました。

3連マグポーチ
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ムリをいってカスタマイズしてもらった3連のシングルマグポーチ。
以前に紹介したD3チェストリグのものとほぼ同じ構造にしてもらっています。
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マチの部分はウェビングテープで補強。
バンジーコードは一応ありますが、マガジンがかなりピッタリ収まるので、サバゲーで使う時はコードとタブを取っちゃおうと思います。

ショルダーストラップ
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特にパッドのないシンプルなストラップは、スリングやバックパックのジャマになりにくく、取り付け角度もやや緩め。装着中に肩からずっこけることはなさそうです。
また、すぐ下のループはラジオのPTTを引っ掛けるのに便利です。

裏面
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裏面は全面メッシュ構造。夏場に使っても(多少は)涼しく感じられそうです。

プレートポケット
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下端からバリバリとベルクロを開けて出し入れします。このへんは一般的なプレートキャリアと同じですね。
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ダミープレートを入れると、写真のように外側に盛り上がるのが特徴。
独特のシルエットを醸し出し、いかにも「入ってまっせ!」とアピールしてくれます。

カマーバンド
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エラスティックバンドとバックルのみというシンプルな仕様。
脇が寂しいと気になる人は追加オーダーでサイドポケットも頼めるようですよ。

装着イメージ
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身長150cm台の小柄な女性に着せてみました。本体は3連マグポーチとほぼ同じ幅で、かなり小型なのが分かりますか?
着用時のポイントは、首元がキツく感じるくらいまでショルダーストラップをつめること(写真ではもうちょっと上が適正位置です)。うつむいた時に顎がプレートに当たるくらいでないとボディアーマーとしての効果がないためで、意識的に上寄りにするそうですよ。

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背面プレートのもっこり具合が最高。
個人的に背面はこのような完全スリックが好みなので、この「もっこり」のためにオーダーしたともいえます。
仕上がって分かったのですが、Multicam Aridは写真のようなカジュアルなスタイルでも違和感なく似合うというのは予想外でした。これで私服サバゲが捗ります。

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縫製や裁断は相変わらずキレイなもので、「メイドインジャパン」の面目躍如といった高品質。使われている素材もUSメイドのホンモノばかりなので、所有感はかなりあります。
なお、このP-4のお値段は21,000円(ダミープレートつき)。
決して安くはないですが、そのクオリティを見れば納得する人も多いのでは?

気になる人はVショーやsof in などのイベントで、ぜひ実物を手にとってチェックしてみてください。
民間装備やUO装備だけでなく、マルチカムパターンのコンバットシャツでもイケルと思います。

 

 

お問い合わせはコチラから→x115xTaylor公式ブログ

 

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乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。ここ数年はガスブローバックのARカスタマイズにハマっている。好きな映画は『エイリアン2』、好きなモビルスーツは「トールギス」。サバゲはエアガンカスタムのフィールドテストとして嗜む程度。

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