【新製品】もうすぐ発売(と思われる)S&W M&P9についてのあれこれ【予習】

東京マルイが5月16日から始まる静岡ホビーショー用のティザーで発表した中で、ほぼ確実と思われるのがS&WのM&P9です。
もしかしたらティザーの写真はM&Pに見える他の銃かもしれませんので、もし違ったらスイマセン。
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これは数年前から製作過程のモックアップなどが発表されており、「まだかまだか」と心待ちにしていた人も多いのではないでしょうか。

【東京ホビーショー2013】東京マルイ|ガスブローバック HK45とM&P 詳報!

そこで今回は期待値が高いであろうM&Pについて、ちょろっと予習しておきたいと思います。
そもそも、M&Pは2005年にS&Wが発売を開始したポリマーピストルです。いろいろと話題になった同社のSIGMAをベースにしたといわれていますが、本当かどうかは分かりません。

S&W M&P9
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これが最もベーシックと思われる、4.25インチバレルでフルサイズのM&P9。M&P9の9は9×19mm弾という意味です。
サイズ的にグロック17とだいたい同じですが、握った感じが違います。というのも、グリップ上部が細くえぐられているため。これによってハイグリップが可能+フレーム後端がビーバーテイルのように長くなっています。また、グリップ後部の左右まで回り込んだバックストラップはサイズ違いの交換用です。
ここまでできて価格は569ドル(実銃の定価)。かなりお手頃な価格設定です。
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エジェクションポート側。
スライドストップレバーはアンビ、マグキャッチボタンは左右入れ替え式。
各口径のモデルでアンビセフティレバーが付くモデルと付かないモデルがありますが、付いても片側のみが多いようです。

M&P9 VTAC
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VTACバージョンのDEモデル。
基本的にフルサイズの9mm仕様ですがセフティレバーはなく、加えてマガジンセフティ機能もなし。VTACのF/Rサイトが付いています。
価格は799ドル。

M&P45
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9mmと同じフレームの45口径バージョンもあります。
45ACPは太いのでセミダブルカラムマガジンになり装弾数は10発。HK45とちょうど競合するモデルですね。

M&P9 CORE
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S&Wが誇るパフォーマンスセンターでカスタムされたプロシリーズのCORE。
5インチのパフォーマンスセンターバレルにロングスライドが装備されています。サイトもターゲットタイプのハイサイトですね。ただし、689ドルという価格からも分かるように、パフォーマンスセンターの名前で期待値が上がるとちょっと拍子抜けするかも? ちょっと手を入れた実用カスタムといった趣です。

M&P9 CORE
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上記モデルのダットサイト付き。写真は40S&W仕様ですが、9mmバージョンもラインナップしています。
一般的にはM&P COREというとこのスタイルをイメージすると思います。交換用グリップも独自のテクスチャですね。価格はダットサイトが付いて769ドル。
エアガンでこれは難しいかな? シリンダーをかなり切り欠く必要がありそうです。

M&P9C
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俗にいうコンパクトモデル。G26とほとんど同じサイズです。9mmバージョンならコンパクトといえどマガシンに12発も入ります。
写真はCTCのレーザーグリップ付きで829ドル。

M&P SHIELD
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コンパクトモデルをシングルカラムにして薄く仕上げたのがSHIELD。装弾数は7発または8発で価格は449ドル。写真のモデルは8発用のエクステンションマガジンを装着しています。
他に40S&Wモデルもあります。

そして社外のカスタムモデルで有名なのがこれ!
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ATEiCOSTAモデル! かっこいいですね。
スペックというか仕様は下記の如く盛りだくさんです。

S&W M&P9 Full-Size 4.25″
Half Top Serrations、Front Side Serrations、Slabbed Side Cuts
Costa Slide Lightning-Top and Side (Exclusive)
ISMI 20lbs Recoil Spring Installed and 22lbs
Custom Laser Engraved Costa & ATEi Logo (Exclusive)
Slide Refinished in Hard Nitride Black
4lbs Trigger Pull with Minimal Over-travel
Enhanced Trigger Reset
10-8 Performance Red Fiber Optic Front Sight + U-notch Rear Sight
DFC 360 Deg. Stippling + Trigger Guard Undercut + Mag-well Bevel
DFC Front Index Points
21C Gunfighter Costa Catalyst Extended Mag Release
Nickel Boron (NiB) Polished Barrel

この角度から見るとスライド周りがよく分かるかな?
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ボコボコでスカスカですw
間違いなくどこかのメーカーがこのバレル+スライドを出すんでしょうね。
そういえば、WEのM&P用のものはDetonatorから発売されていましたっけw

M&Pシリーズの特徴である中折れ式トリガーは、(実銃では)想像より悪くありませんでした。引き始めの遊びは気になりますが、引いていくとグッと重くなってカチンとハンマーが落ちます。この辺りの抑揚をマルイがどう再現するのか注目ですね。
筆者が見た個体ではWEのM&Pはトリガーの滑らかさがイマイチ、CyberGunのM&PCはかなりよく仕上がっていました。

というわけで、ワタクシ個人的に非常に期待しているマルイのM&P9。なにせ2年も前にこのためのCQCホルスター(左用)をアメリカから買ってキープしてあるのですw
ホビーショーの発表が間違いなくこれで、発売は夏~秋くらいだといいなぁ。
いろいろと妄想が捗りますが、とりあえずはホビーショーでの発表を待ちましょう。

 

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乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。ここ数年はガスブローバックのARカスタマイズにハマっている。好きな映画は『エイリアン2』、好きなモビルスーツは「トールギス」。サバゲはエアガンカスタムのフィールドテストとして嗜む程度。

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