2014年4月7日、5か月の航海を終え、砕氷艦「しらせ」が東京・晴海埠頭に帰国しました！
2009年に初代「しらせ」の後続艦として就役した「しらせ2代目」は南極観測船としては初代の「宗谷」から数えて5代目の輸送船です。
【南極地域観測協力行動】 砕氷艦「しらせ」が見た南極 （3：16）
[youtube]http://youtu.be/1hCEnLngSjQ[/youtube]
そんな「しらせ」の第55次観測隊を乗せた支援任務の主な経緯はコチラ
2013年11月8日、晴海埠頭を出港
2013年12月18日、砕氷による前進を開始
2014年1月4日、3年ぶりに昭和基地沖への接岸に成功
2014年2月16日、作業を終え帰路の途中でロシアのマラジョージナヤ基地沖約700mで座礁し、船底が破損]。一部浸水したものの、幾度か離礁作業を実施し、2日後の2月18日、離礁に成功
2014年2月21日、文部科学省は、船体の状態が航行に支障ないと確認されたと発表
2014年3月15日、予定通りに3月15日、オーストラリアのシドニー港に到着
2014年4月7日、無事、日本に帰国
「しらせ」の性能
基準排水量 12,500トン
全長 138m
全幅 28m
深さ 15.9m
速力 15ノット
主機 ディーゼル発電機による電気推進式
推進軸 2軸
搭載ヘリ 輸送用２機 観測用１機
乗員 179名
観測隊員 80名
今回、海上自衛隊が公開した帰国行事の様子です。
「しらせ」は一般公開される機会も多く、見学された事のある方もいらっしゃるのではないでしょうか？
次の南極任務の前にまた一般公開イベントがあるといいなぁ。
ちなみに、各国の保有する砕氷艦の中でも、しらせはトップクラスの性能と設備を誇っています。
なにはともあれ おかえりなさい！
長旅お疲れ様でした！
■海上自衛隊
http://www.mod.go.jp/msdf/
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