最近では携帯性やファイアパワーの面から、ハンドガンといえばオートマチックを意味し、リボルバーはそのまま「リボルバー」といわないと通じないことがあるそうです。
そんな肩身の狭いリボルバーですが、中にはとても変わったスタイルのものがあります。
例えば「アンダーバレルリボルバー」をラインナップしているのがイタリアのCHIAPPA Firearms。
今回はそんなCHIAPPAのブースを紹介します!
RHINO REVOLVER
RHINOシリーズのポリマーフレームバージョンが「RHINO POLYLITE」。
重さは約600gと軽量で、2インチバレルで口径は38SPL。
アンダーバレルリボルバーはグリップに対してバレルが低くマウントされているため、より自然に狙って当てられるといわれています。ちなみにシリンダーは通常のリボルバーと同じく上から下へスイングアウトします(マテバは下から上に開くので逆)。
4インチバレルの「40DS 4″ – Hard Chrome Finish」。
RHINOシリーズの口径は38SPL/357マグナム、40S&W、9mm×19、9mm×21と多彩です。
こちらは6インチの「60DS 6″ – Black Finish」。
ラインナップ中最もバレルが長いのが6インチ。集光アクリルのファイバーサイトは全モデルに標準で搭載されています。
LITTLE BADGER Single Shot rifle
中折れ単発式の22LRライフルが「LITTLE BADGER Single Shot rifle」。
単なる中折れではなく半分のサイズに折りたたむことができます。
重さは約1.5kg。
中折れ式のハンマー発火式。バレルは16.2インチあるのでアメリカでの民間販売も可能です。
ブース内のポスターでは折りたたみ可能で専用ケースはバックパックにも入りますよとアピール。
手軽に持ち運べてイザという時でも安心!みたいなライフルですね。
M1-9/M1-22
シンプルで扱いやすいセミオートライフルのM1カービンを、9mm×19あるいは22LR仕様にしたのが「M1-9/22」。
アメリカだけでなくヨーロッパでも手軽な22LRの需要はあるようで、ウッドストックとファイバーストックの各バージョンが出展されていました。
Mfour-22 RIFLE GEN-2
ARの22LR版が「Mfour-22 RIFLE」。
16インチバレルに12インチのレイルハンドガード、6ポジションストックが装着されています。
レシーバーはポリマー製で、重さは1.3kgと超軽量!
911 Semiautomatic pistol
これは実銃ではなくモデルガンのようなブランクピストル。主に撮影などで使われる発射機能のないハンドガンです。弾薬は8mmK(9発)または9KA(8発)。
デザインは1911そのもので、それなりの需要があると思われます。
92AUTO Semiautomatic pistol
こちらはM92Fのブランクピストル。装弾数は8mmKで16発、9KAだと10発。
ちゃんとダブルカラムマガジンでスライドストップも動作します。
よく見ると細部が違いますが、ちょっと離れてみるとM92Fそのものにしか見えませんね!
その他にはレバーアクションライフルなども製造しているCHIAPPA。
決して大きな会社ではありませんが、なかなかおもしろいラインナップを揃えているので、今後ともチェックしておきたいメーカーだと思います。
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Chiappa Firearms
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