『次世代エアガン』あるいは『次世代電動ガン』とは何か。
サバゲーの熟練者にとっては周知のことかもしれませんが、初心者の方には未知の単語とも言えることでしょう。
『次世代電動ガン』とは一体どんなものなのでしょうか?
次世代電動ガンとは
現在のサバイバルゲームにおいてメインウェポンとして欠かせない電動ガン。
次世代電動ガンとは日本のエアガンメーカーである東京マルイの電動ガンシリーズのうちの1つ。
次世代電動ガンは『リコイルショック機構』『オートストップ機構』が搭載されており、実銃射撃のような雰囲気を楽しむ事の出来る電動ガンです。
また、性能の面でも通常の電動ガンより次世代電動ガンのほうが優秀でこの点でも差別化が図られています。
次世代電動ガンには『シュート&リコイルエンジン』という物が搭載されており、射撃に合わせて銃の中でオモリが前後する事によって、実際に撃っているかのような反動を生み出しています。
このおかげで、ゲーム向けの電動ガンでありながらリコイルショック(反動)も楽しめる逸品が生まれたと言えるでしょう。
以降、東京マルイが開発する反動のある電動ガンを次世代電動ガン、従来の反動の無い電動ガンをスタンダード電動ガンと呼ぶようになりました。
スタンダード電動ガンとの違い
リコイルショックの有無については前述しましたが、外見の精巧さも特徴の一つです。
基本的にスタンダード電動ガンの外装にはプラスチック製のパーツが多く使われていますが、次世代電動ガンには金属製のパーツが多く使われている為、質感や重量感でも実銃に近づけられており、リアリティの高さが魅力です。
また、リアリティの面だけでなく、電動ガンとしての性能の面でも非常に優秀なのも次世代電動ガンの特徴と言えます。
元々東京マルイ製電動ガンの命中精度には定評がありますが、次世代電動ガンは更に精度が高くなっており、性能の面ではカスタム不要とまで言われていますね。
更に、海外製エアガンの場合、故障の際に代替パーツが手に入らなかったり、海外製エアガンは修理お断り、もしくは高額での受け付けショップも少なくありません。
ですが、東京マルイ製エアガンの修理受付をしないショップはほぼ無いでしょうし、純正、サードパーティ含め様々なパーツが比較的入手しやすいのは国産エアガンの大きなメリットとなるでしょう。
これもリアリティにつながる面かもしれませんが、マガジン交換がリアル、という点もあります。
M4系、SCAR系、AK47系の次世代電動ガンにはオートストップ機能が搭載されています。
これらの次世代電動ガンは、弾切れを起こすと動作を停止し、マガジンを交換してストップ解除ボタンを押すことで射撃が再開できるようになっており、この手順がまさしく実銃と同じですので、それだけで心躍る人も多いのではないでしょうか。
次世代電動ガンのデメリット
当然デメリットも存在しますので、軽く列挙しますと、
・重量がある
金属パーツを使っている為、重さもよりリアルに感じます。特に女性には長時間使用はハードかもしれません。
・バッテリーの消費が激しい
スタンダード電動ガンと比べ、可動する部分が多いぶん、バッテリーの消費も早めとなっております。
その為、実際のゲームでは多くのバッテリーを用意する必要がありますね。
・値段が高い
これもまた、スタンダード電動ガンと比較すると、おおよそ1.5~2倍ほどの価格になります。
性能面等からしますと仕方のない事かもしれませんが、人によってはネックになる部分でもあるでしょう。
以上、次世代電動ガンについてご紹介しました。
あえてネガティブな部分も挙げましたが、最初に良い物を買うとそのぶん『やってみよう!』という気になると思います。
元々性能が高い銃なので、ゲームでも戦いやすくなる上に、あまりカスタムをする必要がなく、結果的に安上がりになるかもしれません。
もちろん、最終的には好みの問題になりますが、参考になれば幸いです。
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