1985年のPC-9800用ゲームソフト「現代大戦略」から始まり、多くの作品を世に放ってきた大戦略シリーズ。
その最新作が大戦略SSBだ。
オスプレイやラプター等、近年の実在兵器が使える戦略シミュレーションゲームとなっている。
・現代兵器の豊富なラインナップ
大戦略SSBで特筆すべきは、豊富なユニットのラインナップだ。
これは大戦略シリーズ全体の特色でもあるが、実在する現代兵器を基にしたユニットを扱える作りとなっている。
また名前も改変無しで、そのまま。
そして、ラインナップも、かなり豊富だ。
兵器に詳しくない人でも知っている「V-22オスプレイ」や「F-22ラプター」は勿論、現在最も幅広い国で使われている戦闘機の一つ「F-15E ストライクイーグル」や自走ロケット砲 「MSRL」も実装されている。
更には、レールガン搭載のステルス艦で話題となっている「ズムウォルト」もダウンロードコンテンツに入っているようだ。
各国ローカルの兵器や、古めの兵器も使える。例えば中国の戦闘機「殲撃8型」や輸送ヘリ「直昇9型」。
北朝鮮の艦船「忠武公李舜臣」や「天王蜂」。
古いものは「74式戦車」「MiG-19ファーマー」「2S6M ツングースカ」辺りだろうか。
様々な兵器が使えて、バリエーションが豊富だ。
・豊富なマップと現在世界情勢を基にしたシナリオ
戦略シミュレーションとして気になる所は、やはりマップのバリエーションだ。
マップは最初から実装されているもので基本的には充分ではあるが、発売から毎月、新たなマップが5マップずつ、無料DLCとして追加されてきた。
海に囲まれているマップや海を挟んで対峙するマップ、殆どを海が占めているマップや、逆海が無いマップもある。
北海道やエーゲ海を基にしたマップもあり、飽きずに何回でも遊べる作りになっている
シナリオ面では、現代の世界情勢を基にしたMAPが多い。
題材が題材だけに、それが物議をかもし、SNSで話題となったこともある。
米国や中国の内戦、竹島攻防戦、北朝鮮VS韓国など、かなり攻めた内容となっている。
・入手方法はAmazonかネット通販
Steamでも発売予定だが、Steamの審査に時間がかかっている様子で、2022年8月22日現在では発売日未定となっている。
手に入れたい人はamazon等のネット通販でパッケージ版を買うか、日本一ソフトウェア公式の通販でダウンロード版を手に入れよう。
やればやるほど現代兵器に詳しくなる、硬派な戦略シミュレーション「大戦略SSB」。
軍資金が少なめの状況でスタートしたり、性能の低い兵器で編成したりして高難易度にすることもできる。
安価な兵器で数で押すか、高性能平気で一騎当千するか悩んだりと、様々なプレイ方法を試してみるのも面白い。
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