コルトと並ぶアメリカのガンメーカーがS&W(スミス&ウェッソン)。
かつては高品質なリボルバーで一世を風靡しましたが、世の流れはオートマチックに移り、一時は経営も危ぶまれていました。
しかし、近年ハンドガンのM&P9シリーズが好調で息を吹き返したとか。
また、M4クローンのM&P15シリーズも好評だそうです。
そんなS&Wの新製品を中心に紹介していきます。
◎S&W(スミス&ウェッソン)
エアガンではまだ海外製しかないM&P9(9mm)、写真は9mm口径のスタンダードモデル。
この前に出した「SIGMA」という駄作の教訓を活かした手堅いモデルですね。
実物は握りやすくサイティングもピタっと決まって好印象。
東京マ○イさん、早くガスガン出して下さいw
ただし、分割式のセフティトリガーは感触がとてもアレな感じでした。
こちらはM&Pのコンパクト(40S&W)。写真の銃はCTC社のレーザーデバイスグリップ付きですね。
G26とだいたい同じサイズのコンシールドキャリーです。
ただ、リコイルがちょっと強いらしいので、ガンガン撃つにはスタンダーフレームの方がいいよ!とメーカーの人も言ってました。
ほかにこのコンパクトのシングルカラムモデルという「SHIELD」もあり、携帯性を重視する人はこれがよさそうです。
パフォーマンスセンター(S&Wの純正カスタム部門)が手がけた「M&P9L CORE」。
内部がブラッシュアップされ、S&W製の高精度バレルが組み込まれます。
大型サイトとグリップも特徴で、マイクロドットが付属するバージョンもあるとか。
ちなみに価格は729ドル。
ノーマルのM&P(9mm)が619ドルですから、それほど高価じゃない(らしい)です。
今回の新製品「M&P BODYGUARD.380」。
G42やSIGのP238と同じような、9mmショート+シングルスタックのコンパクトキャリーです。
装弾数は6+1発。M&Pにはないマニュアルセフティがありますね。
小ささだけでなく、この薄さが携帯性を左右するんですよね。
グリッピングが不安なくらい薄いですw
そして、スライドストップは成人男性が片手で外せないくらい重いですw
S&Wといえばリボルバーですが、こんな変わり種もあります。
410ショットシェルを使う「GOVERNOR」。
スネークショットといって、足元に這いよるガラガラヘビを退治するためのハンドガンです。
バレルは2.75インチで6連発。ほとんど同じ直径の45ACPや45ロングコルトも撃てるそうですよ。
ちなみに、この手のスネークショットで足元のヘビを撃とうとして自分の足に当てちゃう事故が毎年数件必ず起きるとか。日本だと「正月に餅をノドに詰まらせる事故」といったレベルでしょうか。
やっぱリボルバーはこれだよね!というスタイルの「M686PLUS」。
357マグナムを発射するLフレームのステンレスモデルですが、その名前のPLUSとは・・・
はい、プラスワンで7連発です。
素材や熱加工の研究が進み、これだけ薄いシリンダーブロックでも耐久性が確保できるようになったとのこと。
ちなみに、パフォーマンスセンターモデルでは8連発のR8もありますが、こちらは市販するには耐久性が足りないそうです。
M4クローンのM&P15の新製品はハデなカラーリングのこれだけ。
口径は22LRの「M&P15-22 Purple Platinum」「M&P15-22 Harvest Moon Orange」です。
定価は559ドルですが、ディスカウントが入れば300ドル台で買えることもあるとか。
ちなみに、5.56mm仕様は839ドル~となっています。
しかし、こういったカラーリングバージョン増えていますね。
各メーカーが揃ってラインナップしてるとこを見ると、そこそこ需要があるんでしょうか。
正直、今回のS&Wは老舗メーカーながら、これは!という製品がありませんでした。
ブースの広さはそこそこでしたが、ハンドガンのM&P系がもっと充実してくれるともっと盛り上がりそうです。
Smith & Wesson http://www.smith-wesson.com/
[amazonjs asin=”B0062VR1BW” locale=”JP” title=”タナカ S&W M327 M&P R8 5inch ジュピターフィニッシュ ステンレスシルバー”]