日本最初の飛行場が所沢に誕生してから100年が経ったことを記念して、所沢航空発祥記念館で2012年8月から行われて来た特別展「日本航空技術100年展」。その特別展の中でもひときわ注目を集めたのが、昨年11月26日にアメリカの私立の航空博博物館『PLANES OF FAME』より来日した「海軍零式艦上戦闘機52型(零戦)」【零戦61-120号機】の展示です。
本機は、第二次世界大戦中のサイパンで、米海兵隊によって無傷の状態で捕獲された零戦で、オリジナルのエンジンである栄二一型エンジンをはじめとする多くの部品がオリジナルな上、今でも飛行可能という世界に1台にしかない貴重な零戦です。
その零戦の展示が、いよいよ8月31日(土)までとなり、さば☆なび取材班も、エンジン始動&タキシングの取材と合わせて展示されている零戦を撮影してきました!
まずは、イベント前に館内に展示されていた零戦の様子を紹介しましょう。
この零戦が日本に来た(里帰り?)のは、過去2回で、1978年と1995年に来日しています。
今回は、実に17年ぶりの来日となりました。
海軍零式艦上戦闘機五二型の諸元
全幅:11.0m
全長:9.1m
最大速度:564.9km/h
エンジン:栄二一型空冷複列星型14気筒1,100馬力
乗員数:1名
武装:胴体内7.7mm銃×2 翼内20mm銃×2
取材協力:所沢航空発祥記念館
Webサイト
2013年8月28日(水)~31日(土)の4日間
館内零戦展示会場のご見学は
16時20分までになります。
(零戦展示会場への最終入場16時10分)
入場料(※零戦展示会場入場券):大人1,000円/65歳以上1,000円/子供(小・中学生)200円
他、団体割引、ネット割引あり。細かい詳細は所沢航空発祥記念館Webサイトで確認して下さい。
この零戦が見られるのは、残すところあと3日!
大変な混雑が予想されますが、次はいつ日本で見られるのか分からないだけに要チェックです!
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