スイス、ジュネーブで開催されるモーターショーに合わせ、自動車メーカー各社が様々な新モデルやコンセプトカーを発表しています。
そんな中、ミリタリー好き的にちょっと気になるコンセプトカーがあります!フォルクスワーゲンの発表したコンセプトカー「ID. BUGGY」です!
このコンセプトバギーは、1960年代にアメリカ・カリフォルニアで「ビートル」をベースにしたカスタムカー、「デューンバギー」を最新のEV(電気自動車)技術で再現したもの。
ID.バギーはフォルクスワーゲングループが新しく開発した電気自動車用モジュラープラットフォームをベースとしているそうです。リアに配置されるモーターは204馬力を発生し、バッテリーは床下にフラットパネル型で搭載。フロントモーターと電動プロペラシャフトを追加することで4WD化も実現可能とのこと。
この電動バギーを見てふと頭をよぎったのは、アメリカ軍がオスプレイに搭載できる車両として採用したオフロードカー「POLARIS MRZR D」。急襲作戦や偵察任務、負傷兵の搬送などあらゆる用途が想定できる小型のバギーです。
MRZRはディーゼルエンジンで88馬力、最高時速96km/h、航続距離は149kmというスペックなのですが…これ、ID. BUGGYを見た瞬間、EV仕様でも代替できるのでは?と思いました。
↑アメリカ軍が大々的に導入したATV車両、POLARIS MRZR
スペック的にも航続距離やパワーは問題なさそうですし、フィルターもいらないので砂漠での運用に向いてそう。エンジン音もないので隠密行動もバッチリ!充電に時間が掛かるというデメリット以外は結構ミリタリーユースにうってつけな感じがしてしまいます!
ID. BUGGYは完全にレジャー向けなコンセプトカーですが、この車体がダークアースカラーになったら…と考えたら中々夢が広がります!POLARISも動力の電動化は考えていないんですかね~。EV技術は意外と軍用への展開に向いているジャンルなのではないか、と思うのでした。
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