昨年、アメリカ陸軍の制式拳銃として採用され話題となっているSIG SAUER P320(アメリカ陸軍での名称はフルサイズがM17、コンパクトがM18)ですが、その選定を祝った動画をシグ社が公開したことがミリブロニュースでも取り上げられています。
わたくし個人としてはP320は2014年のショットショーで発表されて以来、格好いいハンドガンが出てきたな!とワクワクしていたので、昨年の制式採用は嬉しいニュースです。これを受けて、エアガンメーカー各社も製品化の開発をスタートしてくれないかな?!と期待しているところですが、いまのところ目立った情報はないのが現実ですね。
P320は陸軍採用されたといってもアメリカ4軍のうちの1つだけですし、配備も始まったばかりで映画やミリフォトで見かけることは殆どないです。サバゲーでもハンドガンと言って思い浮かべるのは、まだまだ定番のM1911AやGLOCKなどが多く、スタンダードなハンドガンの仲間入りをするのには何年か掛かりそうですね。実際、今販売されているエアガンたちも実戦の現場で活躍したからこそエアガン化されているわけですし…。
昨年の陸軍の決定に肩を落としたGLOCKファンの方も多いかとは思いますが(私はGLOCKも好きなので複雑な気分です笑)、新しいハンドガンの制式採用をエアガン業界がどう捉えるのか今後にも注目です。アメリカ陸軍で実績を残して、もし海軍、空軍、海兵隊でも採用が進んだりしたら、ハンドガンの歴史が大きく変わりそうですね!
どちらにしても、P320の存在は今後のミリタリー業界にもサバゲー業界にも大きな影響を与えそうです。