【コミック】これだけ見れば万事OK!サバゲデビューの指南書『初めてのサバゲ』

昨今のサバゲブームのお陰か、またまた出ました、サバゲマンガ。
それが『初めてのサバゲ』
その名の通り、イチから始めるレベルでサバゲを紹介しており、ストーリー仕立てというよりは、マンガによる分かりやす解説書といった体裁になっています。


内容は初心者の女子大生「餡奈(あんな)」が、経験者の友人に誘われたサバゲで初回からドはまり、ちょっとずつアレコレ覚えて成長していくという流れ。
サバゲに必要な準備から始まって、ゲーム参加のルールや流れ、装備の揃え方や便利グッズの紹介、そしてエアガンの選び方からカスタムまで、萌えキャラの絵柄で詳しく解説しています。
作者のひよさん氏も、かなりヤリ込んでるゲーマーなので、実際にやってる人でないと指摘できない点や、あー、これこれ!というありがちなシーンが随所に出てきます。

また、マンガによる説明だけでなく、図解ページやエアガンカタログ、予算別装備ガイドなど、ビギナーがまず疑問に思うであろうことを、漏らさず網羅しているのは素晴らしい!
ぶっちゃけ、「経験ゼロの素人さんには、これを読ませておけば脱初心者レベルまで1人でやれるよ?」ってくらいきれいにまとまっています。


1巻P30

個人的に、この本は各フィールドの売店に置いてもらうと、飛ぶように売れるんじゃないかなーと思います。
初心者だけでなくベテランの皆さんも、チームに入った新人の教育用にぜひ1冊いかがでしょうか。

しかし、こういった入門書が出てきたってことは、サバゲのブームも本格的なものってワケですねー。

『初めてのサバゲ』
作画:ひよさん 原作:鉄人
青林堂 定価:952円

レビュアー:乾宗一郎

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乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。ここ数年はガスブローバックのARカスタマイズにハマっている。好きな映画は『エイリアン2』、好きなモビルスーツは「トールギス」。サバゲはエアガンカスタムのフィールドテストとして嗜む程度。

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