ワン・パブリッシングより古峰文三・上田信著『日の丸の轍』が発売となりました。
本書は雑誌「歴史群像」の同名の人気連載に掲載された記事をまとめたもので、戦車、装甲車から鉄道車両、オートバイ、リヤカーまで、戦前・戦中のモータリゼーション黎明期の日本に生まれたクルマたちが活動する姿をイラストで再現するとともに、それぞれの開発・特徴・活動を時代背景とともに解説する本です。
単なる車両図鑑としてだけでなく、戦前・戦中の日本の社会や産業、さらには軍事的情勢がどのようなものであったかも適宜言及されており、個々の車両を通じて、当時の日本がどのような状況にあったかも感じ取ることができます。
■5つの章に分けて戦前・戦中の日本のクルマを紹介!
本書は以下の5章で全28種のクルマを紹介しています。
●第1章 機動戦に向けて
九五式軽戦車、九四式三十七粍砲機動運搬車、二式砲戦車、マークⅣ戦車、一式七糎半自走砲(ホニⅠ)、超重戦車オイ車、九四式軽装甲車、九六式装甲作業機、装甲兵車
●第2章 対戦車戦を担う
M3軽戦車、一式中戦車、七糎半対戦車砲、60式自走106mm無反動砲
●第3章 モータリゼーションの黎明
九四式六輪自動貨車、フォードトラック、T・G・E・-L型トラック、御料自動車、「アツタ」號、シトロエン装軌自動車、九五式小型乗用自動車(くろがね四起)
●第4章 鉄路の挑戦
戦時形蒸気機関車、B20形蒸気機関車、試製九四式装甲列車、満鉄「あじあ」号、チキ1500形貨車
●第5章 陰の功労者たち
リヤカー、猫車、軍用自転車
再現情景イラストはミリタリーイラストの第一人者の一人、上田信氏、解説と監修は航空史・軍事史・機械工業史研究家の古峰文三氏が担当しています。
2車種をのぞくすべてのクルマについて、三面図を掲載しています。
戦車、装甲車、自走砲、乗用車から鉄道車両、リヤカーまで!当時の日本の状況までもが見えてくる28のクルマの開発・活動ストーリー
扱っている車両は、戦車から民間用の乗用車、満鉄「あじあ」号や戦時形蒸気機関車、さらには自転車、猫車、リヤカーまで多種多様。
これらの車たちがなぜ求められ、いかにして開発がすすめられ、完成後、どのように用いられたかが解説されています。
本書を読むと、個々のクルマが個別のニーズから生まれた一方で、時代のニーズをも反映したものであったことが見えてきます。
[商品概要]
日の丸の轍
著者:
文・監修=古峰文三 イラストレーション=上田信
定価:
2200円(税込)
発売日:
2024年8月1日
判型:
B5
ワン・パブリッシングWebサイト:
https://one-publishing.co.jp/
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引用元:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000858.000060318.html