FNハースタル の新情報を調べていたら何やら気になるプロダクトが…
え?スマートガン?!
スマートガンと聞くと、映画好きな人は「エイリアン2のアレね!」と最速の返球が来そうなキーワードですが、実銃の世界では「スマート」の方向性がちょっと違います。
エイリアン2に登場するプロップガン「M56 Smart Gun」は、照準コンピューターを搭載した自動追尾の高火力マシンガン。「スマート=賢い」機能を射撃の一助として使っているわけですが、現実ではどちらかといえば安全のためにスマートな機能を搭載する研究が進められています。
私の個人的なイメージですが「Smart」という単語はポジティブなワードなので、火力性能に使われる最先端技術をスマートと言ってしまうのはいかがなものか?と、銃規制派に配慮した結果なんじゃないかと想像を巡らせます。実銃に搭載する機能でスマートガンなる言葉が使われる場合、指紋や腕輪のチップで銃を認証し、持ち主以外は撃てないようにするセーフティー機能がメインのようですね~。
銃を正しく使用する人、とくに防犯やホームディフェンスとして所持する人にとっては、スマートガンは子供のいたずらや犯罪者に奪われた時の対策として有効です。その反面、いざというときにちゃんと銃が動作するのか?強盗に襲われた時、もしロックが解除されなかったら…と不安要素もあって、普及が進むためにはまだまだ研究・開発が必要なジャンルでもあります。
そんなスマートガンの新たなカタチを見せてくれたのが、我らが FNハースタル !先ほど説明した銃の認証機能とは違った方向ですが、「安全性」という意味ではこういった機能や使い方もアリなのね。
FNハースタル が開発した「Smart ProtectoR®-303T」は暴動を鎮圧したり、容疑者を最小限のダメージで捕らえるためのライオットガン。SCARを彷彿とさせるストックとランチャーですが、空気圧によってゴム弾などを発射する低致死性ランチャーで、セーフティーオレンジにより明らかにライオットと分かるようになっています。
はてさて、コイツの一体どこがスマートガンなのかというと、この303Tにはオンボードカメラと画像処理ソフトウェアが搭載されていて、ランチャーの照準が人間の頭に合うと自動的にトリガーをロックするという優れものなのです。
近年では、日本に住んでいる限りあまり馴染みのない「暴動」ですが、海外ニュースでは度々デモが暴動に発展したなどよく耳にします。この時、賛否両論 話題に上がるのがライオットガンによる市民の怪我です。中には暴動に参加したわけでもないのに巻き込まれてしまう人もいます。
基本的にライオットガンはゴム弾など非致死性の弾薬が使われますが、それでも当たれば人体にはそこそこのダメージが入るため、暴徒化した市民を散らしたり無力化できるわけです。しかし、中には運悪くゴム弾が目に当たって失明してしまったり、当たりどころによっては最悪死亡するケースもあります。
Smart ProtectoR®-303Tは自動的にヘッドショットを回避するため、ゴム弾による重傷や死亡のリスクをかなり減らすことができるのです。
これまでのスマートガンのイメージは、銃をロックから解除する機能がほとんどでしたが、FNハースタルの逆にロックを掛けてしまうという発想は機転が利いてるな~と思いました。正に目からウロコ。固定概念崩してくれるわ~。まぁライオットガンだからこそできる機能ではあるんですが。
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さてさて、そんな「スマート」な FNハースタル ですが、本業は当然バチバチの殺傷能力全開な銃器メーカーなわけで、米軍が使用するライトマシンガン「M249」の開発元でもあります。M249といえば、2023年にVFCからガスブロが登場し、サバゲー業界でも話題です。
VFC M249 ガスブロはリアルな外装とギミックが肝となるエアガンですが、アルミパーツによる軽量化でユーザーフレンドリーなのもGood👍
でも、リアル志向の硬派なアニキにとっては「鉄こそ正義」に反するところでもあります。
そんなアナタにオススメなのが、オルガエアソフトさんで販売しているM249スチールレシーバーです!
実銃と同じ重量!とまではいきませんが、機関銃らしい重みと塊感。そして実銃スチールパーツでは最もメジャーなリン酸塩皮膜処理、いわゆるパーカライジングによって、リアル感が更にグレードアップ!
おまけに、刻印サービスや組込サービスもアリ!VFC純正にはない、FNハースタルのMINIMI刻印もできちゃうみたいですよ~。自分で刻印の手配をしたり、M249に組むのに不安がある人は、いっそのことオルガさんに丸投げしちゃいましょう~