ハンドガンはサバゲーの世界でも人気があります。
手頃なサイズや値段から、初心者も手に取りやすいのも理由の一つでしょう。
今回はハンドガンの中でも大別して二種類、リボルバーと自動式拳銃のメリットデメリットについてご紹介いたします。
自動式拳銃とは
自動式拳銃、いわゆるオートマチックは射撃時の反動や発射圧のブローバックで排莢から自動送給弾まで自動化した拳銃です。
装弾数は7発前後から15発程度ですが、近年ではダブルカラム(複列式弾倉)やロングマガジンの採用により20発以上の弾を装填する事が可能になりました。
また、引き金を引いたままにすると全自動でフル発射出来るマシンピストルと呼ばれるハンドガンもあります。
マシンピストル自体はサブマシンガンとは別物ですが、後付けストックを取り付けることによりサブマシンガン的な扱い方が可能です。
オートマチックは装弾数の多さから連射ができるので目標への対処能力が高いです。
と、メリットの多いオートマチックですが、デメリットも存在します。
リボルバーに比べて部品が多く、整備を怠ると弾詰まりや発射不良などを引き起こす場合もあり、価格も高めです。
また、ガスブローバックガンでは気温、特に寒さに弱く、冬場の使用は厳しい、などもあります。
リボルバーについて
リボルバー、回転式拳銃とは回転するチャンバー(薬室)が複数あけられたシリンダーを備え、続けざまに撃つことが出来る銃ですが、実銃とエアガンでは細部が異なる場合があります。
BB弾は実際の薬莢のようなカートリッジに1発ずつ入れるリアルカートリッジタイプと、一つのチャンバーに4発装填でき、合計24発撃てる物もあります。
そんなガスリボルバーのメリットですが。
「見た目がカッコいい」
これを一番に挙げる人は多いのではないでしょうか。
引き金を引くと同時にシリンダーが回転し、金属音を鳴り響かせながら弾を発射する一連の流れといったロマンが味わえます。
実際、サバゲーには使わず鑑賞用に持っている人もいらっしゃるかもしれません。
他には、コッキングが軽い、シングルアクション時の撃鉄を起す動作がとても軽くて片手でも容易に行えます。
また、本物の銃と同様に、撃鉄を起こさなくてもトリガーを引くだけで射撃が行えるという、ガスリボルバーだけのメリットもあります。
更に、ガスブローバックガンや電動ガンと比べ、性能が劣るぶん、撃ち勝った時の達成感を楽しむかたもいらっしゃるでしょう。
デメリットとしましては。
前述したガスブローバックガンや電動ガンと比べて連射機能で劣ります。
トリガーのアソビが大きくなることで、指に負担がかかります。
それと、基本的には弾数が少なく、特性上、最大弾数は6発になります。
これも前述しましたが、24発装填できる構造のリボルバーもありますので、サバゲーにおいての実用性を求めるならそれらのタイプが良いでしょう。
他にも、「リロードに時間がかかる」や「修理が難しい」などといった声もあります。
結論としましては。
様々な面でオートマチックに軍配が上がってしまいますが。
サバゲーは言わずもがな「ゲーム」です。
形から入るのも大いにアリでしょう。
それぞれのゲームスタイルで楽しんでくださいませ。
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