海外メーカーのエアガンのメリットとしまして。
「国内産に比べて安い」「初速が速い」「命中精度が高い」「ホップアップなどその他性能も良い」などがあります。
では海外のエアガンを現地で購入し、日本に持ち帰ることは出来るのでしょうか?
海外の高性能なエアガンは魅力的
海外、例えばアメリカは身近な場所で強盗に遭遇してしまうような社会であり、自分の身は自分で守る意識が高い国です。
サバゲーも盛んで、街中でもバトルできるようにセットアップされた屋内フィールドもあります。
そんなアメリカ国内で販売されているエアガンは日本のエアガンに比べると発射威力が高く連射性能が優れているので、アメリカ製の商品が欲しい、と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし安易に考えるのは禁物です。
そのままでの持ち出しは無理
まず飛行機には銃の形をした物体は持ち込めません。
そして何らかの発射能力があるとすれば不可能に近い、という声があります。
最悪の場合、テロリストと疑われ別室に連れて行かれて色々調べられ、予定の飛行機には乗れなくなるでしょう。
アメリカで売られているエアガンの一部は鉛のBB弾を使用する物があり、それらは木にめり込む程の出力があったりします。
一旦警察が預かり調べた上でのことになるのも仕方がないのかもしれません。
エアガンの出力は銃刀法で定められていますので、違反している可能性がある以上は簡単には許可されないでしょうね。
他の選択肢について
バラした状態で(メカボックスはスプリングを抜いた状態にして)日本に送ってしまう、という方法が考えられます。
アメリカですと州次第ではマズル(銃口)がオレンジ色ですから、実銃では無いのは税関でわかるでしょう。
何か問題がある場合は税関から連絡が来ます。
日本の法律に違反するような発射機構が無ければ、最終的に大丈夫かと思われます。
ちなみにレシーバーやアッパーなど、銃の形をしたパーツを家具の中にバラして隠した状態で送るのは、いらぬ疑いをかけられる可能性がありますのでオススメできません。
あくまで玩具・模型なので、正攻法をとるのが良いでしょう。
何がなんでも海外のエアガンが欲しい!
日本のエアガン販売業者には、海外の製品を扱っている所もあります。
アメリカ国内の製品より性能を幾らか落としたり、日本向けの仕様で生産されたものを輸入しているようですので、そちらから購入されるほうが賢明で確実とも言えます。
まとめとして
・持ち帰る電動ガン等本体は全て簡易分解する
・持ち帰る際には面倒でも外箱と説明書はあったほうが通関や飛行場関係者も玩具と確認しやすい
・不可能ではないが、それなりの手間がかかる
と言ったところですね。
今回はアメリカ中心でしたが、海外で購入したエアガンを国内に持ち帰るにはある程度の覚悟が必要かと思われます。
また、個人輸入につきましては安全で確実な方法でご利用くださいませ。
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