ミリタリー映画と言ったら、国対国、軍隊対軍隊が多い。
が、ちょっと変わった、フィクションの存在と軍隊が戦う映画を見てみるのもいいかもしれない。
今回はU-NEXTで見られる軍隊VSフィクションのSF寄りミリタリー映画を3つご紹介しよう。
・軍隊VS宇宙人
まずは、インデペンデンスデイ等、有名作も多く存在する、この手のジャンルではスタンダードな軍隊VS宇宙人ものをご紹介。
タイトルは「世界侵略:ロサンゼルス決戦」だ。
舞台は2011年のロサンゼルス。
世界に降り注いだ謎の流星群から現れた謎の生命体に地球が侵略されていく。
宇宙人の謎生命体と戦うのは、米海兵隊の小隊だ。
タイトルやストーリーからB級映画な雰囲気がするが、蓋を開けてみると、かなりクオリティの高いアクション映画となっていた。
カメラのブレを多用するなど、ドキュメンタリー風の雰囲気付けによって、よくあるSF物の雰囲気ではなく、リアル寄りの生々しい描写に見える。
かといって、説明が多めな退屈な作りにはなっていなく、映像の大半は戦闘シーンとなっている。
対宇宙人で殆どが戦闘シーンという大味な映像に、ドキュメンタリー風味の映像でリアル感をつけた、いいとこどりの映画となっている。
・軍隊VSスーパーロボット
次は軍隊VSスーパーロボットな映画「オーガストウォーズ」だ。
こちらもスーパーロボットがトラックを追いかけているジャケットを見ると、なかなかにイロモノ映画に見えるが、中身は様々な要素が融合されたマルチエンターテイメント作品となっている。
主人公のク―セニアは母親で、息子を取り戻すために戦地へと赴く。
息子を追う過程で様々な人と出合うことになる。
という、まずは家族ものとロードムービー要素が入っている。
それに加えて戦争のシーンも本格的だ。
それもそのはず、ロシア軍が全面協力して作られている。
なので、ミリタリー映画としての出来も、かなり良好だ。
そして、ジャケットのスーパーロボットも、この映画の見どころの一つ。
激しい空爆の中でスーパーロボット軍団に追いかけられるトラックは、迫力満点だ。
・軍隊VSドラゴン
最後に紹介するのは軍隊VSドラゴンの「ドラゴン・オブ・ナチス」。
こちらは肩の力を抜いて鑑賞するタイプの映画と言えよう。
様々な鮫映画を量産するZ級映画の名監督マーク・アトキンスが指揮している。
ナチス・ドイツが開発したドラゴン部隊に、米軍のゴースト飛行隊がP51ムスタングで対抗するという内容だ。
ストーリーの展開自体はオーソドックスなので、リラックスして見るといいだろう。
軍隊VSフィクションの存在の映画を3本紹介した。
イロモノと思いきや、いい意味で期待を裏切られる骨太作品もあり、油断が出来ないものだ。
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