KSCからグロック26のガスブローバック拳銃「G26 スライドヘヴィウェイト」発売

2022年8月18日、ガスブローバック拳銃「G26 スライドヘヴィウェイト」がKSCより発売された。
コンパクトモデルの拳銃で、拳銃全体としても、かなり小型だ。
そのコンパクトさが原因で、犯罪利用の防止のため、地域によっては一般販売が禁止されているモデルである。

 

・実銃は「グロック26」


実銃はオーストラリアの銃器メーカーグロック社のグロックシリーズ拳銃だ。
コリブリ拳銃などの極端に小さい拳銃を除けば、グロックシリーズは世界最小の拳銃と言っても過言では無いだろう。
中でも、このグロック26は超コンパクトタイプの拳銃となった。

全長は165mmで、グロック42とグロック43を覗くとグロックシリーズ最小となる。
グロックシリーズであるグロック18は全長204mmとグロック26に比べると小型だが、販売当時はあまりにも小型かつフルオートの機関拳銃であったため犯罪利用を警戒されることとなった。
そのため、一般への販売は禁止とされ、法執行機関関係や、軍関係限定で販売されることとなった。

 

・AWBとのせめぎ合いの歴史


その後に販売されたグロックシリーズは、一般向けと、法執行機関関係や、軍関係限定の拳銃が混在していたが、1994年に発行されたAWB規制によって、多くの拳銃が規制を受けることとなった。

AWBとは「AssaultWeaponsBan」連邦攻撃武器規制のことで、当時問題となった乱射事件の連続発生がきっかけとなり発行された。

グロック26は、AWBに対応した拳銃として開発された。AWBでは装弾数11発以上の新規生産された銃が規制対象となる。
それに対応する形で装填数を10発以下になるように設計された。
そして、それに伴って、サイズも超コンパクトサイズとなり、携帯性が高まったかたちとなった。

現在ではAWBは失効しているので、装填数11発以上のものも販売されている。
とはいえ、超小型で、威力も一般的な9mm口径の機関拳銃。
武器規制は消滅しているものの、警戒する声は多くあるようだ。
それゆえに、犯罪利用の防止のため、独自に販売禁止にしたり、10発以下制限を継続する州が存在している。

 

・ガスブローバック拳銃「G26 スライドヘヴィウェイト」


今回発売されるガスガンとしてのグロック26は、装填数14発で、全長167mm、重量605となっている。
金属粉を混ぜたヘヴィウエイト材を利用することで、極めて実銃に近い再現がされている。

グリップ延長パーツも同梱されていて、同KSC社から発売されているGシリーズ用のマガジンの殆どがフィットする作りとなっている点も嬉しい。

 

image Credit:https://ksc-store.jp/?pid=169701782

ファンキキ

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