ミリタリーとキャンプを融合させたミリキャン。
二つの事をいっぺんに行うので、荷物も自然と多くなりがちだ。
なので、荷物はなるべくコンパクトにしたい。
でも、やることは減らしたくない。
そんな人にオススメな調理器具を紹介する。
・メスティン
ミリキャンの調理器具と言ったら、メスティンは外せない。
焼く、煮る、蒸す、揚げる、炊く、燻る等、メスティンは殆どの調理方法が出来る。
メスティンは、アルミ製のハンゴウなので、ミリタリーギア的にも統一感を持たせることができる。
類似品のメスキットは、実際に軍で使われた払い下げ品が出回っていることもあるので、それを買って使ってみるというのも乙なものだ。
・ホットサンドメーカー
ホットサンドメーカーも、焼き料理や煮物、揚げ調理も焼き揚げなら可能と、万能だ。
最近は、キャンプでの利用という用途でも人気が挙がってきていて、キャンプ用品として認知される場合もある。
ホットサンドメーカーの場合、元々はホットサンドを作るためのものなので、製品によっては、ホットサンド以外の調理には不向きなタイプもある。
ミリキャンでの利用を考える際には、注意して購入しよう。
注意点としては、容量の多いもの、直火式のものを選ぼう。
ネット通販等で買う場合、ホットサンドメーカー自体がトースターの役割を兼ねている、電気式ホットサンドメーカーも混ざって売っていたりする。
電気式は、電源が必要となり、キャンプには向かないので、間違って買わないように気を付けよう。
また、上下のプレートが分離できるタイプの方が、応用が利く。
片面づつ、違う調理が出来るからだ。
・鉄板
シンプルに、鉄板を火にかけて使うというのがコンパクトだ。
フライパンやホットサンドメーカーは、どうしても取っ手の部分がかさばってしまう。
その点では、鉄板の部分のみを持ち運ぶというのは容量の効率が良いのだ。
100円ショップの鉄板は、ふちが浅いフラットなタイプのものが多い。
ふちが浅いと油や肉汁などが、こぼれてしまいやすいので、値段が高くても、ふちが深いものを選ぼう。
鉄板の中にはエンボス加工やテフロン加工のものもあるので、手入れの手間をかけたくない人は、そちらを使うのもいいだろう。
リフターやクッカークリップを組み合わせれば、フライパンと同等の機能性で、フライパンよりもコンパクトに収まる調理器具にもなるので、そちらもオススメだ。
取っ手が取れるフライパンもあるが、キャンプ向けとなると種類が限られてくるので、こういった組み合わせもアリだろう。
やることや持ち物が多くなりがちなミリキャン。
調理器具を工夫して、多機能、コンパクトな調理器具を選びたい。
image Credit: https://www.amazon.co.jp/