戦闘機や艦船を身近で体験、見学できる、展示や博物館。
ミリタリー好きなら一回は行ってみたいスポットである。
そういったスポットは、日本国内にも、意外と多くある。
呉市海事歴史科学館「大和ミュージアム」
まずは10分の1戦艦「大和」が展示されている大和ミュージアムだ。
呉市は鎮守府や海軍工廠があっただけに、こういった博物館が多く存在する。
大和ミュージアムの他にも、てつのくじら館や、海上保安資料館等、見応えのある場所ばかりなので、博物館巡りをしてみるのも面白そうだ。
中でも、やはり呉の歴史、戦艦大和の歴史が分かる大和ミュージアムに注目していこう。
大和ミュージアムは、10分の1戦艦「大和」の展示が有名だが、それだけでなく、実物展示もある。
零式艦上戦闘機、いわゆるゼロ戦や、特殊潜行艇「海龍」等の実物が展示されている。
人間魚雷「回天」、大和の乗組員の写真も展示されていて、第二次世界大戦兵器のロマンという視点だけでなく、戦争の悲惨さも感じることが出来るだろう。
一人旅できままに見回るもよし、子供連れで行くのも良しの良質な博物館だ。
航空自衛隊 浜松広報館「エアーパーク」
こちらは主に航空機中心の博物館、エアーパークだ。
目玉はなんといっても、様々な航空機の展示だ。
XF-2航空機のモックアップや、実物のゼロ戦、f-4ej改スーパーファントム、ブルーインパルスT-4等、様々な機種を見ることができる。
展示の中には実際にコックピットに座ることのできる機種もあり、計器類等をじっくりと見ることができる。
実際の座り心地や細部まで堪能するには、ここ、エアーパークが一番だろう。
また、エアーパークの隣には、航空自衛隊浜松基地の滑走路があるので、運が良ければ実際の航空機が離陸する様子も見ることができる。
他にも自衛隊の制服の試着、プラネタリウム(全天周シアター)、滑走路が見渡せるレストラン、ブルーインパルス操縦シミュレーター等、様々な施設がある。
入館料は無料なのに、盛りだくさんだ。
陸上自衛隊広報センター
艦船、航空機ときたら、やはり車両が欲しくなる。
ということで、最後は陸上自衛隊広報センターだ。
陸上自衛隊広報センターは、埼玉県の朝霞に位置している。
90式戦車の試作車や、10式戦車の試作1号車、75式自走榴弾砲や94式水際地雷敷設装置など、様々な車両が展示されている。
場所も埼玉県内と、首都圏なのがアクセスしやすくて良い。
展示のほかに、シアターやシミュレータもあり、イベントも充実している。
他にも日本国内に様々な博物館や展示スペースがある。
どの施設も実寸大、実物の展示が多く、迫力は満点だ。
コロナウイルスの流行で、一部は現在、やっていない場合もあるが、それでも充分に楽しめるだろう。
image Credit:
https://yamato-museum.com/
https://www.mod.go.jp/asdf/airpark
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/prcenter