世界の海底に眠る日本の艦船、航空機、潜水艦といった過去の戦争遺産を撮影した水中写真展『群青の追憶』~海底に眠る大東亜戦争の戦争遺産を追う~が、靖國神社・遊就館の本館1階広間にて令和2年9月16日(水)~12月6日(日)まで開催されています。
尚、本展は平成30年に同会場にて行われた同展をベースに、昨年より調査を開始し、その内容が今年に入り、朝日新聞や読売新聞、NHKなどでも取り上げられた小笠原諸島での沈船調査の際に撮影されたパネルなどを追加展示した内容となっており、それらは会期中に更なる追加を予定しております。
■概要
終戦75年 靖國神社 遊就館企画展
戸村裕行 水中写真展
『群青の追憶』
~海底に眠る大東亜戦争の戦争遺産を追う~
【開催期間】
令和2年9月16日(水)~12月6日(日)(期間中無休)
【開館時間】
午前9時~午後4時30分(入館は閉館の30分前まで)
【会場】
靖國神社 遊就館本館1階広間
※観覧には遊就館にご入場いただく必要があります。
【拝観料】
大人:1,000円
大学生:500円(短期大学生・専門学校生などを含む)
中学・高校生:300円
小学生:無料
※靖國神社崇敬奉賛会、遊就館友の会会員は無料となります。
【展示内容】
インドネシア、北マリアナ諸島(サイパン)、グアム、ソロモン諸島(ガダルカナル島・ツラギ島・ニュージョージア島)、日本(小笠原諸島・沖縄県・山口県柱島沖)、パプアニューギニア(ラバウル)、パラオ、 フィリピン(ブスアンガ島・コロン)、マーシャル諸島(ビキニ環礁)、ミクロネシア連邦チューク州(トラック諸島)、ロシア(ウラジオストク)の海底に眠る艦船、航空機、潜水艦を撮影した写真パネル、約50点(あいうえお順)
【主な艦船、航空機など】
戦艦長門、戦艦陸奥、零式艦上戦闘機二一型、九八式直接協同偵察機(特攻機)、零式水上偵察機、駆逐艦菊月、駆逐艦五月雨、駆逐艦文月、駆逐艦追風、特設潜水母艦平安丸、特設航空機運搬艦富士川丸、給糧艦伊良湖、水上機母艦秋津洲、伊号第一潜水艦など、多数。
【写真家紹介】
水中写真家・戸村裕行(とむらひろゆき)
1982年生まれ。
世界の海中を巡り、大型海洋生物からマクロの生物まで、 様々な海中景観を撮影し続けている水中写真家。
生物の躍動感や海の色彩を意識した作品は、ウェブやダイビング誌 、カメラ誌などを中心に発表されている。
また、ライフワークとして過去の大戦を起因とする海底に眠るレック(沈没船など)の取材を世界各地で続け、その取材内容はミリタリー総合誌、月刊「丸」にて毎月連載を続けている。
2020年8月にイカロス出版より写真集「蒼海の碑銘ー海底の戦争遺産」を上梓。
執筆・講演多数。
引用元:@PRESS
https://www.atpress.ne.jp/news/226304