終戦75年目の今年知っておきたい歴史の真相ードイツ海軍最大の戦艦「ビスマルク」はなぜ、どうやって沈んだのか?

「歴史群像10月号」(定価:本体964円+税)が9月4日に発売され、第1特集は、終戦75周年に合わせて、第二次大戦時のドイツ海軍最大の戦艦、「ビスマルク」の最後の戦いを詳解・考察する「戦闘ドキュメント 戦艦『ビスマルク』最後の大砲撃戦」が掲載されました。

「歴史群像」とはー 「戦い」という視点から歴史を読み解く雑誌
「歴史群像」は1992年に創刊した隔月刊の歴史雑誌です。
中心としているテーマは「戦い」。
日本史なら戦国、幕末から日露戦争、太平洋戦争など、世界史ならローマ帝国、ナポレオン戦争から第一次、第二次世界大戦、朝鮮戦争、中東戦争等に至るまで、古今東西のさまざまな戦いからテーマ、切り口を厳選し、多彩な記事を掲載しています。
この10月号では特集は以下の3本(本誌では毎号読み応えのある16ページ前後の特集を3本掲載)。

1. 「ビスマルク」最後の大砲撃戦
2. 比島(フィリピン)航空決戦1944-45
3. 戦国大名・大内氏の滅亡

その他、軍事分析・佐賀の乱(佐賀戦争)、天守の軍事論、再考・赤軍大粛清、女王ブーディカの反乱ほか、興味深い記事が満載です。歴史の好きな方はぜひ手に取ってみてください。


■ドイツ海軍最大の戦艦「ビスマルク」とは?
1940年8月、ドイツ海軍が待ち望んでいた軍艦が竣工した。
基準排水量41700トン、38センチ連装砲塔4基を備えるドイツ海軍最大の戦艦「ビスマルク」である。
ドイツ海軍は本艦によってイギリス海軍の強力な戦艦群に対抗するとともに、イギリスのシーレーン(海上通商路)を切断すべく通商破壊戦を展開することを企図していた。


▲竣工当時の「ビスマルク」。低く安定感のあるシルエットをもつ。

■「ビスマルク」出撃!そして運命の戦いへ
1941年5月、通商破壊戦においてそれなりの実績を挙げることに成功したドイツ海軍は、いよいよイギリス海軍の強力な水上艦群を各個撃破すべく「ライン演習」作戦を発動、戦艦「ビスマルク」と重巡洋艦「プリンツ・オイゲン」を出撃させた。
イギリスの戦艦群に対し決戦を挑み、これを撃破することで北大西洋の制海権の確保を目指したのである。
これに対し戦力に勝るイギリス海軍は、総勢を挙げて大包囲網を敷いた。
そして同海軍の戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と同「フッド」が「ビスマルク」「プリンツ・オイゲン」と激突、激しい砲撃戦が展開された。
「デンマーク海峡海戦」と呼ばれるこの緒戦において、ドイツ艦隊は「フッド」を撃沈、「プリンス・オブ・ウェールズ」に損傷を与えて後退させた。
ドイツ艦隊の快勝であった。


▲「ライン演習」作戦におけるビスマルク(画面奥)。僚艦の「プリンツ・オイゲン」から撮影したカット。

しかしこの戦いで「ビスマルク」は被弾、修理のため単独でフランスへ向かうこととなった。
これに対し、イギリス海軍は総力を挙げて「ビスマルク」を追撃する。
いったん見失ったものの捜索を続け、ついに同艦を発見、さらに英空母の艦上機が「ビスマルク」を雷撃し、同艦の行動の自由を奪った。
こうして「ビスマルク」と、同艦を追って集結したイギリス艦隊、すなわち戦艦「キング・ジョージ5世」、同「ロドネイ」、重巡「ノーフォーク」「ドーセットシャー」との間で、「ビスマルク」にとっては圧倒的に不利な状況下で熾烈な砲撃戦が始まった(イギリス側の4隻が撃った砲弾は、主砲弾だけで計1500発を数えたとされる)。
約1時間半にわたって行われたこの砲撃戦は具体的にどのように推移したのか。
そして、「ビスマルク」はどのようにして沈められたのか?


▲砲撃する「ビスマルク」。黒煙が立ち上っている。

歴史群像10月号ではこの戦いの経緯を、地図と写真をふんだんに用いて詳しく解説しています。
今年は終戦から75年目の節目の年。
遠く離れたヨーロッパで戦われた海戦を知ることで、「あの戦争」をまた違った角度から見ることができるかもしれません。


[商品概要]
『歴史群像10月号』
編:歴史群像編集部
定価:1060円(本体964円+税)
発売日:2020年9月4日(金)
判型:B5判/184ページ
JAN: 4910191311006
電子版:あり
歴史群像ホームページ:http://rekigun.net/
ワン・パブリッシングWebサイト:https://one-publishing.co.jp

【本書のご購入はコチラ】
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引用元:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000060318.html


 

さばなび編集部

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