水中写真家・戸村裕行氏が、太平洋戦争に関連する今現在も世界各地の海底に眠る艦船・航空機・潜水艦などを自ら潜水し、撮影した水中写真展『群青の追憶』を、広島県呉市の大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)15周年記念プレイベントとして2020年3月7日(土)~29日(日)の会期で開催します。
【概要】
戸村裕行 水中写真展
大和ミュージアム15周年記念プレイベント
『群青の追憶』
~海底に眠る戦争遺産を追う~
共催=大和ミュージアム
協力=オリンパス株式会社
後援=公益財団法人水交会
【会期】
2020年3月7日(土)~29日(日) ※火曜日休館
・観覧時間:午前9時~午後6時(入館は閉館の30分前まで)
・場所:大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)1階 大和ホール
観覧には大和ミュージアム常設展示観覧券が必要です。
一般=500円 高校生=300円 小中学生=200円
戸村裕行によるギャラリートーク開催
・3月20日(金)・21日(土) / 午前11時~午後11時30分
・会場=大和ホール内
※予約不要(大和ミュージアムの入館料が必要となります。)
【展示エリア】
・インドネシア(マノクワリ、ゴロンタロ他)・北マリアナ諸島(サイパン)・グアム・ソロモン諸島(ガダルカナル島、ギゾ島、ツラギ島、ニュージョージア島)・日本(小笠原諸島、沖縄県/古宇利島、山口県/柱島沖)・パプアニューギニア(ラバウル)・パラオ・フィリピン(コロン)・マーシャル諸島(ビキニ環礁)・ミクロネシア連邦(チューク・旧名トラック諸島)・ロシア(ウラジオストク)(五十音順)
【展示される主な艦船、航空機】
・戦艦長門、軽巡洋艦酒匂、米航空母艦サラトガ、独重巡洋艦プリンツ・オイゲン(ビキニ環礁)・戦艦陸奥(山口県柱島沖)・米駆逐艦エモンズ、九八式直接協同偵察機(沖縄県古宇利島※特攻機)・零式艦上戦闘機五二乙型(小笠原諸島※特攻機)・二式飛行艇(サイパン)・零式水上偵察機、駆逐艦五月雨(パラオ)・駆逐艦文月、駆逐艦追風、一式陸上攻撃機、天山、彩雲、二式水上戦闘機、二式飛行艇、特設潜水母艦平安丸、特設航空機運搬艦富士川丸(チューク※旧名トラック諸島)・零式艦上戦闘機二一型(ラバウル)・給糧艦伊良湖、水上機母艦秋津洲(コロン)・九七式飛行艇、輸送船鬼怒川丸、伊号第一潜水艦、駆逐艦菊月(ソロモン)など多数。
上記を撮影した水中写真など約300点を、パネル約60枚で展示。
・大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)
戦艦「大和」を建造した軍港、日本一の海軍工廠のまちとして栄え、戦後は、世界最大のタンカーを数多く建造する明治以降の「呉の歴史」と造船・製鋼を始めとした各種の「科学技術」を紹介する博物館。
館内には、零式艦上戦闘機六二型などの貴重な実物資料の他、船を中心とした科学技術の原理を体験・体感を通してわかりやすく紹介している展示室があります。
【所在地】
〒737-0029 広島県呉市宝町5番20号
TEL : 0823-25-3017
FAX : 0823-23-7400
公式サイト: https://yamato-museum.com/
・水中写真家・戸村裕行プロフィール
1982年埼玉県出身。
世界の海中を巡り様々な海中景観を撮影し続けている水中写真家。
生物の躍動感や海の色彩を意識した作品は、ダイビング誌やカメラ誌といった専門誌を中心に発表されている。
また、ライフワークとして過去の大戦を起因とし、海底に眠る事となった日本の艦船や航空機などの撮影を世界各地で続け、その取材内容はミリタリー総合誌、月刊「丸」にて毎月連載を続けている。
イベントなどでの講演、執筆など多数。
オフィシャルサイト: https://www.hiroyuki-tomura.com/
引用元:@PRESS
https://www.atpress.ne.jp/news/206542