■独占レポート!注目を集めるMk46をエアガン&実銃から徹底解説
東京マルイから次世代電動ガンの新製品として発表されたことで注目を集めているMk46 Mod.0。実銃はアメリカ海軍特殊作戦司令部の要請によりM249 SPW の改良型として誕生し、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズやアメリカ陸軍第75 レンジャー連隊が運用している。制式採用銃とはいえ、やや謎に包まれた感のあるMk46 Mod.0 を、東京マルイの次世代電動ガンMk46 Mod.0と実銃の両面からその特徴に迫る。
2018年11月に開催された「東京マルイFESTIVAL 5th inベルサール秋葉原」において電撃発表された東京マルイの次期新製品「次世代電動ガンMk46 Mod.0」(以下次世代Mk46)。その衝撃は日本だけではなく世界中を驚かせた。LMGクラスの電動ガンは国内メーカーではTOPから発売され、現在では海外メーカーを中心に発売されている。LMGクラスの電動ガンということだけでは驚く要素はさほどないのだが、ここで重要なのは電動ガンのパイオニアである東京マルイが、しかも次世代電動ガンで作るということなのだ。
今回発売が予定されている次世代Mk46は、東京マルイ初となるLMGクラスの電動ガンだ。実銃のMk46 Mod.0の特徴については後述の飯柴氏によるレポートを参照していただくとして、ここでは次世代Mk46に絞って話を進めよう。東京マルイは今まで数多くのエポックメイキングなエアガンを世に送り出してきたが、その最たるものが電動ガンである。豊富なラインアップはもちろん、マイクロメカボックスを搭載した電動ガンハンドガンタイプ、コンパクトメカボックス採用の電動コンパクトマシンガン、実銃さながらのリコイルショックが体感できる次世代電動ガン、3発同時にフルオートで発射できFETを搭載した電動ショットガン、10歳以上用の電動ガンBOYsや電動ガンライトプロなど、他社の追随を許さない電動ガンシステムを開発してきた。創造と革新を常に行なってきた東京マルイにとって、LMGのボディに従来の次世代電動ガンのメカボックスを単純に組み込んだだけ終わるはずはなかった。
もっとも肝心なメカボックスは、アサルトライフルタイプに比べて約2倍のリコイルショックを発生させるものを新規開発。モーターやリコイルウエイトの搭載位置など現時点では詳細は明らかになっていないが、今までにない構造を有していることが予想される。電動ショットガンで採用されたFETや各種センサーが標準装備され、実銃同様にバレルは着脱可能で、チャージングハンドルはライブで可動する。センサーによる検知機能は今までの電動ガンでは採用されてこなかった。電動のメリットを活かした安全性の追求は、もはやおもちゃの領域を超えていると言っても過言ではない。
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