一瞬目を疑うようなニュースですが、アメリカ陸軍がここ数年で流行りを見せるeスポーツに米軍代表チームを参加させるとのことです。
これは、近年におけるアメリカ陸軍の雇用状況が芳しくないことがきっかけとなっているようです。
2018年は、アメリカ陸軍が目標とする年間雇用人数6500人を達成できなかったとのこと。アメリカにおける社会全体の雇用が減っていることもあり、より過酷な陸軍へ入隊する魅力は雇用市場としては少なくなってきているとのこと。
アメリカでは全ゲーム人口のうち60%が21~35歳の男性で、そのうち35%は毎日テレビゲームをプレイしているというデータがあるそうです。アメリカ陸軍では採用プロセスにおける新しいアプローチとして、この若者のゲーム人口の多さに着目し、彼らとの繋がりを深めるために陸軍によるeスポーツチームを結成。陸軍への雇用促進へと繋げるとのこと。
このeスポーツチームは米軍代表としてアメリカ各地、国レベルでの大会参加を目指しており、陸軍内にも大勢いるオンラインゲーマーをチームメンバーとして募っています。現役陸軍および予備軍の兵士に応募資格があり、今年の夏ごろから活動を開始するとのこと。
チームに選ばれた兵士はフォートノックス基地に配属され、(eスポーツの)訓練を行ったり一般ゲーマーとの交流を行うそうです。
eスポーツは今や世界中で行われる一大市場に成長しており、アジア競技大会でもデモンストレーション競技として採用されるなど人気が高まっています。アメリカの大会などでは億単位の賞金が出るなど、プロスポーツとして白熱しています。
これを利用してアメリカ陸軍が再び注目を集め、無事に雇用を伸ばすことができるのでしょうか?
日本にいると中々実感の湧かないニュースですが、現実でも兵士として戦う彼らがゲームというバーチャルの世界の中でも活躍できるのか見ものです!
ESPORTS warriors wanted: Army seeks Soldiers for competitive online gaming team
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