編集部は、9月27日に発売される「アームズマガジン11月号」の特集取材として台湾を訪れた。取材1日目は、台中に本社を構えるメーカーの取材をしてきた。
取材初日は、AKシリーズのラインアップに定評のあるLCTと数多くの製品をラインアップしており、幅広いファンを獲得しているICS。
両社ともに、本社内に製造ラインを保有しており、組み立て、調整、弾速チェック、梱包といった作業をベテランスタッフが責任をもって行なっていた。そして、驚かされたのは、その製造量と出荷待ちをしている在庫量であった。
日本向け、ヨーロッパ向け、北米向けなど、各国のレギュレーションに合致した製品が整然と並べられている姿は壮観であった。
取材2日目は、日本の多くのトイガンファンにも知られているG&Gアーマメントさんにお邪魔してきた。
台中に本社がある同社では、超膨大な量の部材に囲まれて、多くのスタッフがインナーバレルの組み立て、メカボックスの組み込み、刻印作業など分担制で作業スペースで黙々と作業をしていた。
そして、何といってもその在庫量と世界各国への出荷待ちの製品の数は、群を抜いていた。日本を始め、欧米各国への輸出のシェアは拡大しており、台湾国内においても、大きな輸出産業として、その存在感は大きくなっている印象を受けた。
取材3日目は、Vega Force CompanyさんとBOLT AIRSOFTさんにお邪魔してきた。
VFCさんは、本社とショールームが別の場所になっており、ショールームでは新製品から既存商品まで同社の多くのラインアップが展示販売されている。本社は、代表のVEGAさんのセンスが随所に発揮された洗練されつつも遊び心がある、きれいなオフィスになっていた。
詳しくは、アームズマガジン11月号を読んでもらいたいが、クリエイティブな仕事をしているプライドを感じられた。
BOLT ASIRSOFTさんは、日本のファンも発売を今や遅しと待ちわびているAKS74Uの内部構造まで含めて、バッチリ取材してきた。それ以外にも、特別に開発中の製品も取材させてもらったので、誌面での掲載を楽しみにしてほしい。
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