前回、ツーマンセルというキーワードを出しましたが、今回はサバゲーにおけるツーマンセルの方法をお話できればと思います。タクティカルトレーニングなんかで実際に教えてもらうこともできる施設もありますが、そこまで本格的ではなくても簡単にポイントを抑えるだけで随分とゲーム運びが楽になると思いますよ!
死角を減らそう
ツーマンセルで動くことの利点の一つに、お互いの死角をカバーし合あえることが挙げられます。一人で行動すると、どうしても進行方向に集中せざるを得ず、真横や後方から回り込んできた敵に注意できません。視野を広く取るためにキョロキョロと周りを警戒するものの、やはり一人分の視界では隙ができる時がどうしてもあります。
そんな時、ツーマンセルで行動していると、一人は進行方向に集中し、もう一人は周囲や後方も見つつ動くといった事が可能になります。お互い自分の見る範囲をクリアにしていきながら進めば、前進スピードも格段に上がります。
援護射撃で前方のバリケードに移動
前方のバリケードに進みたいけど、敵からの射撃があって中々出れない!といった状況、よくあると思います。ひどいときにはお互い正面でバリケード越しに遠方で撃ち合って決着もつかず…なんてことも。
ツーマンセルで動くとこういった状況も打破しやすくなります。
ツーマンセルで前進するとき、前方に敵がいるときは一人は前進し、もう一人はバックアップにまわります。一人が前進を始める直前に、もう一人は進行方向に向けてエアガンを撃ちます。敵の位置が特定できているならそのバリケードなどにBB弾を当てて「撃っているよ」ということがあからさまに分かるように撃つと、敵は大抵の場合顔を出しません。いわゆる威嚇射撃ですね。その間に一人は前のバリケードまで前進します。次に前のバリケードに張り付いたプレーヤーが同じく前方にエアガンを撃ち、その間に後ろのプレーヤーも同じバリケードまで前進します。これを繰り返していくと少しずつ着実に前進していくことができます。
ちなみに敵の位置が的確に掴めていなくても、進行方向に適当にエアガンを撃つだけで音が敵にとっては威嚇になるので有効ですよ。ただし、敵がいない場合は逆に位置バレしてしまうので、前述の死角を減らしながら隠密行動でいきましょう。
何のバックアップも無しにバリケードを進めるのはかなり至難の技ですので、こういった連係プレーをちょっと頭に入れておくだけで、かなり前進しやすくなりゲームも膠着しずらくなり、アクティブなサバゲーを楽しむことができますよ!