サバゲーでこれから無線を使いたいと思っている、でも実際どうやって運用すると効果的なの?無線を使うと何が楽しくなるの?とお考えの方に、その方法を伝授いたします。
まず無線機ですが、できればプレイヤー全員が持っていることが望ましいですが、なかなかそうもいかないのが現実。ゲーム開始時に、右から攻めるグループ、左から攻めるグループ、自陣を守るグループ、といった感じに少人数ずつで分けて行動することが多いかと思いますが、その場合各グループに1人は無線を持っている人を配置し、グループ間の連絡が常に取れるようにします。
自分たちの進み具合や敵の発見情報を頻繁に連絡し合えば、無線機を持っている人が必然的に離れた場所にいる友軍の動きや状況を把握できていることになりますので、前進後退、人数の減った友軍への人員補充、自陣への退却などを自分のグループに伝え、チームで状況に応じた動きが取れるようにしてあげます。伝達係であると同時に、各グループの動きを決める司令塔になるわけです。戦場風に言えば小隊長ですね!(実際の戦場では小隊長と通信兵は別ですが…)
こういった無線の使い方が基本になってくるかと思います。
視界の開けた街型フィールドなどでは、自陣寄りの高台や櫓に司令塔、いわゆるコマンダー役の人を配置して、フィールド全体を見渡しながら各グループに指示出しをするとチーム全体の動きが統率しやすくなります。
ゲーム開始前に攻めるグループをいくつかに分けてそれぞれ名前をつけておき、指令が出しやすいようにしておきます。ゲーム中は各グループの進み具合をコマンダー役が目で見て把握して、常に前線が乱れないよう各グループの位置取りを指示すると、敵に1点突破などされにくくなりますよ。ただし、コマンダー役の人があっさりヒットされてしまうとあっという間に統率が乱れてしまうので、コマンダー役をやる人は注意が必要です。
視界の悪い森林フィールドではコマンダー役はフィールドマップを頭に入れておき、無線で各グループの状況確認しつつ指示出ししないといけないので、フィールドの常連さんか上級者の方に率先してコマンダー役をしてもらいましょう。
大人数での無線の運用をお伝えしてきましたが、定例会などで中々解けこみ辛い場合でも、数人の仲間同士だけで無線のやりとりができるとやはり有利になるのは間違いないです。適度に散った状態でお互いの死角を補い合い無線で敵の位置を仲間に知らせながらゲームを進めるだけでも、かなり有利にゲームが進められるのです。
お伝えしてきたように、サバゲーで無線をうまく活用することで、今まで目だけでは把握しきれなかったフィールド内の状況がわかるようになり、より戦術的なゲーム展開をすることができるようになります。
この楽しさを一度体験してしまうと、ますますサバゲーにハマってしまうこと間違いなし!是非お試しください!