はしゃぎすぎ、興奮しすぎでうっかり怪我してしまうことはサバゲーに限らずアウトドア全般においてよくあること。たとえ小さな傷でも油断は禁物、後々長引くようなことにならぬよう、適切な 処置が肝心!よくある6つのシチュエーションを例に、自分に、他人に、迅速なファーストエイド。「頼もしい」ってこういうことでしょ!
<すり傷の場合>
いちばん一般的な怪我といえばこれ、すり傷。土や泥で汚れてる場合、多少の出血でも「流水」でしっかりと洗い流しましょう。オキシドールなどの消毒液を患部にたらし、でてきた泡を滅菌ガーゼでおさえ絆創膏を貼ります。最近は洗浄した後、消毒をせず絆創膏も貼らない「湿潤療法」というものもあり、これは「傷を乾かさない」ことで身体が本来持っている自己治癒能力を使う治療法もあるようです。
<靴ずれの場合>
靴ずれしかけたら、あたる部分に石鹸やロウを塗るかセロテープなどを貼ってすべりやすくしておくといいでしょう。水ぶくれができてしまったら、患部を清潔にし、火で焼いた針で水疱をつぶしガーゼを重ねます。このとき患部に直接当たらないように、すこし穴を開けておくのがポイント。
<捻挫の場合>
捻挫の場合は、揉んだり引っ張ったりせず十分に冷やして弾性包帯などで固定しましょう。はじめの4、5日は特に安静にし、1〜2週間は固定しておきます。痛みや腫れがひどい場合は骨折の疑いがあるので、副木をあてて固定し医師の治療を受けましょう。
<鼻血の場合>
綿やガーゼを丸めたものを2センチくらい鼻の中に詰め、左右の小鼻のところを外側からしっかりとつまみます。横にならずにソファや椅子などに腰かけ、頭の位置を心臓より高くしておきましょう。15分くらいでほとんどの鼻血は止まります。それでも大量の鼻血が出る場合は耳鼻咽喉科へ!
<突き指の場合>
突き指をしたときには、患部を冷やして冷湿布をして福木を当てて固定します。指を引っ張るのはNG!くれぐれもしないように!
<トゲが刺さった場合>
患部を石鹸で洗うか消毒し、ピンセットまたは毛抜きでトゲの入った角度で抜きます。トゲが中まで入ってしまっている場合は針をよく焼いて消毒し、患部を広げ針を掘り出します。何も残さず完全に抜き取るのが肝心!
これらのすべてのリスクに必須の「ファーストエイドキット」。シチュエーションを想像しながら(または過去に自分がした怪我を思い出しながら)、手持ちのポーチにひとつひとつ揃えていきましょう。なにもたいそうな救急箱じゃなくてもよいのです。もしも病院へ行くことになったとしても、それまでの処置ができればいいのです。そして重要なのは、使い方を事前に理解しておくこと!持っているだけでは意味がないので、最低限の予備知識は参考資料などを読み覚えておきましょう。
参考サイト:ファーストエイドキットの中身とその作り方
幸いあまり怪我をした経験のないあなた!俺って無敵だしと思っているあなた!そんな油断が落とし穴。当然、事故や怪我を未然に防ぐのが一番ですが100パーセントのリスク回避など不可能です。知っているのと知らないのでは大違い。いつも「もしも」を心に置きながら野外アクティビティへと繰り出しましょう!
参考サイト:全薬工業株式会社「けがの応急手当」
healthクリック「ケガ・応急手当ライブラリ」
健康Salad「ケガ・急病時の応急手当」
*本記事で記載したものは一般的な知識です。全てのケースに当てはまる事を保証するものではありません。怪我をした際は、各自の判断で医師の診察を受けてください。
※本記事は過去記事の内容を基に校正しています (2018.04)
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