【間違いさがし】映画ではいつも起きるけど実際はありえないガンアクションあるある10選

特にハリウッド映画に見られる派手なガンアクション映画。
忠実に再現された時代考証や装備など、参考にする人も多いはず。
でもそれ、ちょっと待った!

■実際にはありえないガンアクションあるある10選

映画はエンタメですから、楽しくなければ意味がない。
過剰演出のすえに「ありえねー」ことになっているシチュエーションの数々!

①逆立ちの状態でガンは撃てません。

act1(引用: whatculture.com)

「マトリックス」でのこんな大胆な逆立ち銃撃シーン。
しかしブローバックで体が後方へ押され、照準は定まらず、なによりこんな体をさらしては蜂の巣になるのがオチでしょう。視界も悪そうですしまあありえませんね。

②銃を落とした衝撃だけでは発砲しない。

act2(引用: whatculture.com

こちらは「ホット・ファズ ー俺たちスーパーポリスメン!」のワンシーン。
ショットガンを落とした衝撃で引き金が引かれ、つま先に命中してしまうというもの。しかしこれが現実ならこれだけで誤発砲してしまう銃なんて危なすぎやしませんかね。

【訂正】引き金が引かれなくとも、落下の衝撃でハンマーが落ち暴発する事故は報告されており、実験動画でも検証されているとのご指摘をいただきました。お詫びしてここに訂正致します。

[youtube width=”580″ height=”344″]https://youtu.be/qId3ehcE9xw[/youtube]

③大定番の2丁拳銃、まず当たらない

act3(引用: whatculture.com)

はい出ました!定番中の定番「2丁拳銃」。
両手で命中させるのも容易じゃないハンドガンを、片手で連続発砲、しかも横っ飛びをキメるなどまずありえませんが、演出としてはスピード感あふれ好まれるようですね。

④スナイパーは単独行動しない。

act4(引用: whatculture.com

普通、スナイパーは「バディ」とともに行動します。「アメリカン・スナイパー」では一人で身を隠し、照準を合わせ狙撃するように描かれていますが、実際のスナイパーの作業というのはもっと複雑で、風向きや地形の曲線を把握したり、バディは弾丸補給などの補佐に回ったりというチームワークが必要。戦場にポツンと一人というのはどう考えても危険すぎますが、孤高の存在といった雰囲気がいいのかもしれません。

⑤え、それって装弾数何発?

act5(引用: whatculture.com

マシンガンをぶっ放すカ・イ・カ・ン。はわかりますが、あまりに弾を補充しないのはみんな思うところでしょう。無限に撃ち続けられるのはヒーローの特権。実際に200〜300発の実弾を携帯するとなると何十キロもの重さになるので、そんなことはなかったことにしましょう。

⑥防弾チョッキはそんな役に立たない。

act6(引用: whatculture.com

「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のドクが駐車場で撃たれたあと、ムックリと起き上がるシーンがありますが、弾丸の貫通は防げても、実際は猛烈な痛みでそれどころではないようです。

⑦肩といえども撃たれたら相当な重傷です。

act7(引用: whatculture.com

まるで撃たれても一番安全な場所であるかのような肩ですが、実際は瀕死の状態なので真っ先に救急車を呼びましょう。もちろん腕の自由が利かなくり、出血もすごく5分の1の確率で死亡するとされています。

⑧体内から弾丸を取り出すの危ないよ!

act8(引用: whatculture.com

弾丸を取り除くことで、せき止められていた血液が飛び出し、かえって生命を危険にさらすという限りなくバッドアイデア。もしその被弾で死ぬような可能性がなかったらなおさらです。

⑨サイレンサーで音はそこまで抑えられない。

act9(引用: whatculture.com

まったく敵に気付かれずに相手を仕留める・・・。スパイ映画には必須のサイレンサーですが、耳をつんざくような音量から公共の場所でのおしゃべり程度になるだけ。
シューティングレンジなどでもヘッドホンをしているのをよく見ますね。実際にはそのくらいうるさいわけで、無音には程遠いようです。

⑩ガスタンクを撃って大爆発させるのは不可能。

act10(引用: whatculture.com

車の給油口やガソリンスタンドに銃弾を打ち込んで大爆発。これ以上派手な演出はありませんが、実際は火の粉や酸素の量を考えても物理的に不可能です。でもアメリカだったらこんなことが起こりそうだな、と思わされるのが不思議です。

 

いかがでしたか?
実際には不可能だとわかっていても、映画のなかでこれだけ楽しいのですから、どんどん過剰演出してくれてもいいかもしれませんね。

引用元:http://whatculture.com/film/10-things-films-always-get-wrong-about-guns.php/2

※本記事は過去記事の内容を基に校正しています (2018.03)

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さばなび編集部

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