石井健夫氏直伝!初心者でもよくわかるシューティング講座「エリートオペレーターズ編」③

前回の記事の続きです。


今回もまたサバイバルゲーマー諸氏のマッチ・デビューには一番オススメの「エリートオペレーターズ」のご紹介です。
メイン競技の2ステージ「Plate(プレート)」と
「Anbidextrous(アンビデクストラウス)」は両方とも立射の競技ですが、サイドマッチとしてマガジンチェンジや姿勢変換を含んだ「Reload(リロード)」も行われます。動きがよりアクティブで楽しい内容です。
ほぼ全てのシューティングマッチでは参加者が射撃を行う距離を決める線=「ファイヤリング・ライン」が定められています。そして一部の例外を除き、「ファイヤリング・ライン及びそれより前方の地面に身体や装備が接地してはいけない」という場合が殆どです。銃やそれを構える腕などはラインより前方に突き出しますが、そうした「空中にあるもの」については通常は問われません。


この競技のように姿勢変換などが含まれると、地面に着いた膝や装備の一部がラインを超えて前方に出てしまう事があるので気を付けなければいけません。そして審判は射手の後方から競技を見ていますので、あまりにもラインギリギリに立つのは紛らわしい行為、ともいえます。
また、これらの写真には交換時に落としたマガジンと、それを受け止めるために主催者側が用意したマットが写っていますが、これは例外的なケースです。「不用意に銃が発射した場合の事故防止」という安全上の観点の他、「不正行為の防止」という側面もあり、「自分と標的の間には私物を置かない」のが射撃競技の世界では基本常識となっています。レンジバッグ等をついつい自分の正面に置いてしまう癖のある人は直ぐに改めましょう。


参加人数が100名を超えるような大きな試合と違い、コンパクトな会場で十数名の規模でじっくりと行われる「エリートオペレーターズ」では、こうした細かい説明にもタップリと時間を掛け、懇切丁寧に行なってくれます。
いつのサバゲ装備で挑戦できる、というだけでなく、内容的にもさばなびをご覧の皆様にイチバンオススメ! と申し上げるのは、そういうワケなのです。

→④に続く(2/27公開予定)

<参考>
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やまだ ぞんび

長い歴史をもつミリタリー雑誌『コンバットマガジン』のチームの一人。人生のモットーは「いきなりホームランを打てるバッターなんていない」。徐々に徐々に着実に。。

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