精巧さ、頑丈さをうたうミリタリーウォッチ。
しかしそれは本当なのか?本当だとしたらそれはどのくらいのものなのか?
ルミノックスがそれを検証してみました。しかも宇宙で!
■「SPACE BALLOON―宇宙までの耐久実験―」
「X-QUALITY」というコンセプトのもと、Luminoxが持つ耐久性や視認性を、さまざまな実験、人物、そして商品を通してお伝えしていくというこのプロジェクト。
なんと25,000m~35,000mの高度まで時計を生身の状態で上昇させ、そのようすを包み隠さず録画。20度~マイナス60度という過酷な温度変化、音速を超える落下スピード、10hPa~1013hPaまでの急激な気圧変化などにはたして耐えられるのか!?
今回この実験に使用されるのはLuminoxの原点となるORIGINAL NAVY SEAL 3000 SERIESの
日本限定レッドハンドモデル。
個人による宇宙開発「ふうせん宇宙撮影」を確立したパイオニア・岩谷圭介氏の協力を得て、時計を成層圏まで飛ばします!岩谷氏が過去に実施した「ふうせん宇宙撮影」の映像はこちら。
[youtube width=”580″ height=”344″]https://youtu.be/PVIiXm_F2dA[/youtube]
2015年8月7日(木)、北海道十勝平野。まさにその日がやってきました。
打ち上げ直前、美しい平野をバックにしています。
打ち上げ直後、順調に上空へと上がっていきます。
ぐんぐんと上昇、あっという間に成層圏でしょうか。
最高地点に到達!下降をはじめ・・・
また地上へと戻りました。
果たして結果は?時計に何が起きたのか・・・!
『高度34,400m(*)の成層圏で、生身の状態にて時を刻む。』
機体に搭載したカメラの映像を確認したところ、予測最高地点は高度約34,400m(*)。当初予測の最高地点約35,000mとほぼ同程度上昇しました。気圧は10hPaで地上の1/100となり、空気がほぼ存在しない真空状態(低真空)。また、気温は約マイナス65度(*)で、地上との温度差は約100度。こうした成層圏の過酷な環境の中、Luminoxウォッチはなにも囲われていない、いわば生身の状態で時を刻みました。
『落下着地後、衝撃で機体から外れたLuminoxウォッチを回収し、動作を確認。』
最高地点で地上の約80倍まで膨張した風船は、限界に達し破裂。空気抵抗がないため理論上は音速を超える速度で落下します。そして高度約15,000m付近で空気抵抗により減速装置が作動し、瞬く間に減速。成層圏から地球への急激な気圧変化を経て着地したLuminoxウォッチですが、動作の確認が取れました。
『装置での宇宙実験では不具合なしも、自然の中でなにが起きたか、数十分の遅れを確認。』
0.032Pa以下の真空、マイナス197度の低温環境。装置により、海抜高度100㎞、国際航空連盟によって定められた宇宙と同じ環境を再現した耐久実験も事前に実施。不具合は確認できませんでした。しかし、なにが起こるか予測のできない自然。落下着地し、時を刻んでいたLuminoxウォッチに数十分の遅れが確認されました。
『機体に搭載したカメラの一部始終の動画と、上空で起きた事象を分析し、公開へ。』
この実験動画を編集したドキュメンタリームービーはもちろんですが、Luminoxウォッチの打ち上げから回収まで、今回の実験の一部始終の動画も公開予定。また、上空で一体なにが起きていたのか、分析結果も後日、ご報告します。
*2015年8月11日(火)時点での分析です。
より詳細な分析を現在行っており、数値が変更となる場合があります。
不具合はなしも、数十分の遅れ・・・これはいったい?
とにかく後日発表される分析結果と一部始終を収めた動画を待つしかない!
引用元:http://luminox.jp/space-balloon3.html
※本記事は過去記事の内容を基に校正しています (2018.02)
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