ロケットストーブというアウトドア向きの便利なストーブをご存知でしょうか?
●シンプルな構造なので割と手軽にDIYできる
●燃焼効率が高く、少ない燃料でも高火力が得られる
●完全燃焼する仕組みなので煙が少ない
などの特徴から別名エコストーブとも呼ばれ、暖房器具としてもコンロとしても使える優れものなのです。
一般的な形状はこんな感じ。
画像出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Rocket_stove
そして内部構造はこうなっています。
画像出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Rocket_stove
ロケットストーブの最大のポイントは、上の画像で「stove pipe」と書かれている細い煙突状の部分。これは「ヒートライザー」と呼ばれるパーツ。
ここの周囲を断熱材などで囲うことで内部がより高温になり、上昇気流が発生します。
そして上昇気流に引っ張られるように横の焚き口から空気を吸い込むことで効率よく燃焼し、小枝や木片のような燃料でも高い火力を得ることができます。
このヒートライザーから出る炎がロケットのようだということで「ロケットストーブ」という名前が付いているそうです。
ということで前置きが長くなりましたが、今回はこのロケットストーブを簡単にDIYしてみよう! という動画をいくつかご紹介します。
The “4 Block” Rocket Stove! – DIY Rocket Stove – (Concrete/Cinder Block Rocket Stove) – Simple DIY(2:28)
[youtube]https://youtu.be/kmDYUrVHPWc[/youtube]
まずはこちら。4つのブロックを積み合わせただけですが、しっかりとロケットストーブの構造になっています
DIY Brick Rocket Stove(7:54)
[youtube]https://youtu.be/FdR6WXggiKQ[/youtube]
お次はレンガで作ったロケットストーブ。見た目はちょっと可愛いですが、しっかり火力は出ている模様。
Minuteman Rocket Stove(11:36)
[youtube]https://youtu.be/rQkWCl3yjsA[/youtube]
こちらはミリタリーっぽい弾薬箱を使った製品のようです。
Amazon.comで155ドルぐらいで売っています
Swedish Fire Torch(6.48)
[youtube]https://youtu.be/WfRovJ1KcCg[/youtube]
これはロケットストーブとはちょっと違うかも? でもシンプルでいいですね!
火起こしはアウトドアやキャンプの基本ですが、この手のストーブがあれば簡単に高火力な調理ができます。
さすがにブロックやレンガをアウトドアに持っていくのは大変ですが、仕組みさえ知っていれば、例えばホームセンターで1,000円ぐらいで買える90°エルボなどを使って簡易ロケットストーブ的なものを作ることもできそうですね。
東日本大震災でもペール缶や一斗缶を使ったロケットストーブが活躍したとのこと。
アウトドアだけでなくサバイバル的な意味でも、知っておくとイザという時に役立つかもしれません。
※本記事は過去記事の内容を基に校正しています (2018.01)
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