ドイツで民間人が所持していた第2次大戦時の戦車や高射砲が発見・押収されるという騒動が起きたそうです。
場所はドイツ北部のキール湾に面したハイケンドルフという小さな村。
所持していたのはなんと78歳の年金暮らしのお爺さん!
第2次大戦で使用されたパンターG型戦車や88mm対空砲などを地下室に保管していたとのこと。
パンターG型戦車
パッと見はすごく程度のいいG型(中期型?)
元々はイギリス軍に接収されて各種試験が行われた車両で、スクラップとして放出されたものを引き取って個人でレストアした模様。
履帯がないので転輪のまま戦車回収車で牽引しています。
88mm高射砲
画像出典:Norddeutscher Rundfunk(NDR)
架台ごとまるまるアハトアハト!
Flak18/36だと思われますが非常に良いコンディションに見えます。
そのニュース動画がこちら。
Heikendorf: Panzer ziehen Panzer aus Villa(2:05)
[youtube]https://youtu.be/HMUUQJB6LJw[/youtube]
戦車回収車で牽引されるパンター戦車。
履帯は付いていませんが、それにしても状態がいいですね
OVM類もほぼ完璧。スクラップ時は砲身が半分に切られていたそうですが、うまいことつないで補修しています。
こちらは88mm砲。
さらに、動画には出てきませんでしたが、
UボートでおなじみのG7魚雷や
画像出典:shz.de
V1ロケットなども所持していた模様。
画像出典:shz.de
ほぼスクラップとはいえ、これ、どうやって入手したんだろう・・・
もはや押収品だけでちょっとした博物館が開けるレベル。
これ以外にも、マシンガンやパンツァーファウストといった小火器もザクザクでてきたという話もあります。
中でも注目は、やはりパンターG型。「ガルパン」にも登場した大戦末期ドイツ軍の主力中戦車の最後期型です。そしてV1ロケットとかもヤバすぎです。
ちなみに、こっそり所持していたといいつつ、実は大雪の時にパンターで街中を走り回っていたなんて証言もあるようです(可動車両!)。
やはり海外のマニアはスケールが違います。
※本記事は過去記事の内容を基に校正しています (2018.01)
記事出典:shz.de
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