3Dプリンター製グレネードランチャー「RAMBO」が出力される様子をとらえた動画


金型を使った鋳造や、旋盤・フライス盤による切削加工、プレス機を使った鍛造など武器を作るにはいくつかの方法があるが、いずれも時間と専門的な知識が必要である。

これに対しアメリカ軍RDECOM(研究開発コマンド)は研究機関・民間企業と共同で「Additive Manufacturing(加算的製造)」つまり3Dプリンターによる製造プロセスを研究しており、先日、初の3Dプリンタ製グレネードランチャー「RAMBO」を完成させた。

RAMBOはバネとネジ以外のすべてのパーツが3Dプリンタで製造されている。粉末をレーザーで溶かして固める「レーザー焼結方式」などを用いて約50点のパーツのうち91%の部品を35時間で同時出力できる。

とはいえ、材質の関係で3Dプリンターで出力できないパーツもある。例えば弾体はライフリングに食い込ませるため柔らかい亜鉛でなければならないが、3Dプリンターでこれを出力することができない。樹脂のスリーブをスチールの弾帯に巻きつけるなどの方法が試されたが、3Dプリンターで作ったワックスの原型を使い、ロストワックス方式での鋳造が採用された。

関連記事:
米陸軍が3Dプリンターで製造されたグレネードランチャー「RAMBO」をテスト

「ミリブロNews」で続きを読む

ミリブロNews

エアガン・サバゲー・AirSoftGameからミリタリーのショップ・メーカーなど、コンバット・ミリタリーの総合情報サイト「ミリタリーブログ」

投稿者記事

  1. L3ハリス社が米陸軍に「ゲームチェンジャー」な新型ネットワーク式夜間暗視ゴーグル『ENVG-B』の初期納入を開始

    2020-02-29

  2. 米海軍クレーンが『M110K1』の6.5mm CRDMR変換キット新型アッパーのアッセンブリー取得に向けRFI発出

    2020-02-29

  3. ポーランド警察が「ベレッタAPX」ピストル×4,666挺購入

    2020-02-28

  4. メキシコの無法地帯では、麻薬カルテルによる不気味な武装ピエロが徘徊している

    2020-02-28

関連記事

  1. 【動画】映画の中だけじゃなかった!ハリウッド俳優キアヌ・リーブスの実銃射撃スキルがSUGEEEE!

    2018-03-28

  2. 【毎日連載!】今日のミリタリーフォト!

    2014-10-09

  3. 【毎日連載】今日のミリタリーフォト!

    2014-05-29

  4. 今すぐ台湾行ってくる! 台湾の装備系美少女「AOR Pink」さんがサンタ+ミリタリーなコスを披露していた!

    2013-12-24





RSS さばなび

アーカイブ

ページ上部へ戻る