ロシア連邦ウドムルト共和国の仲裁裁判所は17日、国営ロステック傘下にある大手銃器メーカーのカラシニコフ(Kalashnikov Concern)社による、フランスのエアソフト関連企業大手サイバーガン(Cybergun)社を相手取った商標権侵害に関する裁判を5月30日まで延期することを決めた。
カラシニコフ社はサイバーガン社に対して、商行為をおこなっている中で「カラシニコフ(「Калашников」と「Kalashnikov」という表記)」のラベル、ブランドネームおよび、その起源となった故人の名称である「M. T.カラシニコフ(Mikhail Timofeyevich Kalashnikov)」が、商標の一部として機能していることを認めるよう要求し、サイバーガン社の商業活動に違法性を指摘してきた。
裁判記録によると「被告であるサイバーガンが原告の請求に応じる」とされ、両当事者は、相互に受け入れ可能な条件で紛争を解決する意思を表明し、和解契約の条件について議論する時間を求めている。
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