※本記事は過去記事の内容を基に校正しています
基本的に屋外フィールドでやることが多いサバゲは、1日終わると泥だらけということも珍しくありません。連休中に連続でサバゲーにいくという方も珍しくないのでは?
というわけで、今回はエアガンメンテの方法をおさらいして行きましょう!
梅雨~夏場は夕立に遭ったり、乾燥した冬場は砂ぼこりまみれになったり、あるいは好き好んで泥まみれになってご満悦な方がいたり・・・。
体は風呂に入ればきれいになりますし、服や装備は洗濯できます。
じゃあ電動ガンは?
まぁ、雑巾で拭いておけばいいのですが、今回はもう一歩進んだメンテナンスの方法を紹介します。
「この通りやらなきゃ壊れる!」とまではいいませんが、電動ガン自体の寿命が伸びるのは確か。せっかく買った電動ガンをいい状態で使うため、ぜひ正しいメンテナンスを知っておいて下さいね。
ではまず、バッテリーとBB弾を抜いて拭き掃除を。
濡らしてよく絞ったウエスで大丈夫です。ムリに洗剤やクリーナーを使う必要はありません。
乾燥が早くベタつかないシリコン系スプレーを全体にぶっかけて拭き取る方法もありますが、必ず拭き残しが出るのでビギナーにはオススメできません。また、フローリングや畳にシリコンスプレーが(ちょっとでも)つくと、滑ったりひっくり返ったりと大変なことになりますよ!
スキマにはエアダスターが効果的!
細部や隅っこ、あるいはハンドガード越しのアウターバレルなどは、エアダスターでホコリを吹き飛ばしてもOKです。
レンズ面はなるべく拭かないように!
光学機器やライトなどのレンズ面はホコリがある状態で拭くとキズだらけになります。とりあえずエアダスターをナナメに当てて吹き飛ばし、それでも汚れていたらレンズクリーニングクロス(100均にあるメガネ用など)でそっと拭きましょう。
ボタン電池も抜いておく方がいいと思います。
泥の固まりはブラシでささっと。
スキマに入り込んで乾いた泥の固まりがあったらブラシでこそぎ落としてからウエス拭き。
メンテ用に使い古した歯ブラシを1本用意しておくといいですよ。ただし、硬い歯ブラシはよくキズが入るのでそこだけはご注意を。
最も大事なバレルクリーニング!
インナーバレルは帰宅したら毎回掃除しましょう。
まずはクリーニングロッドにティッシュ(ガーゼの方が望ましい)を巻いてアルコール(無水エタノールは薬局で1,000円くらい)を付けます。安い消毒用アルコールには水が含まれているのでできれば無水アルコールの方がいいです。
銃口側からゆっくり突っ込み、前後に動かしてフキフキします。本当はゴミでキズが入らないよう一方通行が望ましいのですが、これは分解しないとできないのでそこまで気にしなくてもいいと思います。
この時、チャンバーパッキンの寸前までまんべんなく拭きましょう。パッキンには触らないようにします。
ホコリだけでなくBB弾の表面のワックスがバレルにこびりついているはずので、これをアルコールで溶かしてキレイにするわけです。シリコンオイルなどで拭く人もいますが、ホコリがつきやすくなるのでオススメしません。
また、パッキンまでアルコールで拭いて完全脱脂する人もいますが、その場合は5000発くらいでチャンバーパッキンを使い捨てて新品に交換してるそうです。
ついでにバッテリー端子も清掃。
ここもアルコールを染み込ませたティッシュやウエスでOK。
最後に端子の接触面をうっすらとオイル(CRC556など)で拭いておくと表面が酸化しにくくなります。オイルを塗るときは樹脂部分につかないよう綿棒などを使いましょう。
スチールパーツはきちんとケアしましょう。
ピンやフックなどのスチールパーツは放っておくとすぐサビます。特に湿度の高い時期は手の汗で数時間で茶色くなることも・・・。
ここにはテフロンオイルやCRC、WD40などを薄く塗っておくとかなりサビにくくなりますが、樹脂部分にはつけないようにしましょう。洗浄機能のあるスプレーワックス(プレクサスなど)でコーティングする方法もあります。
HOP機能は全OFFに!
HOPパッキンにクセがつくので毎回解除して、次回のゲーム前に再調整した方がいいです。
チャンバーが簡単に外せる銃なら調子悪くなってもすぐ交換できるので、HOPかけっぱなしでも大丈夫という人も多いようです(マルイの純正パッキンは300円ちょっと)。
マガジンが汚れると弾送りが悪化します。
ただしスプリングマガジンは分解できない製品もあるので、リップ部をシュシュッとしてホコリを飛ばしましょう。
多弾数マガジンは異物(特にBB弾の袋をとめているホチキスなど)に弱いので、よく振ってついでにチェックを。どちらかというと多弾数マガジンの方が掃除しやすいと思います。
とりあえず、外装のホコリを取ってインナーバレルを磨いておけばだいたいOKです。
疲れて帰ってきてからメンテするのは面倒かもしれませんが、習慣化しちゃえば大した手間ではありません。いつもキレイで調子いい電動ガンを目指して、ぜひ自分でメンテナンスをやってみましょう。
ドロドロでギタギタの方がかっこいい!という人もいると思いますが、せめてインナーバレルくらいは毎回掃除してあげて下さいね。
* 本記事は2014年6月に執筆したものを再編集しています。
サバゲー後、車に乗る前の手洗いや洗顔に!
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