ハンドガンでもライフルでもマガジン(弾倉)は必須です。
リボルバーや単発式などボックスマガジンがないモデルもありますが、オートマチック方式であれば、だいたい着脱式のボックスマガジンを備えています。
文字通り弾丸を入れるマガジンは、基本的に長くなるほど多くの弾丸を込めることができます。とはいえ、大量の弾丸は重いだけでなく運用や射撃体勢に大きな影響を及ぼすことも・・・。
今回はハンドガンからライフルまで、ちょっと変わったマガジンの画像を集めてみました。マジメなものからネタ的なものまで、ぜひご覧下さい!
ルガーP08 スネイルマガジン
主にWW1のドイツ軍で使用された32連のドラムマガジン。
敵陣の塹壕に乗り込む時はボルトアクションライフルではなく、写真のような多弾数マガジンを装備したP08カービンや、同じようなサイドマガジンのSMG(MP-18など)を好んで使ったといいます。
GLOCKマガジン各種
こちらは現在のグロック製マガジン。樹脂製でダブルカラム方式です。
口径が同じであれば長さの違うマガジンも共用できるのがウリです。
写真のG26は9×19mm仕様でほぼ最小サイズですが、これにG18用の33連マガジンを差し込んで撃つこともできるわけです。
キャリコM950
1980年代に開発された、機関部後方に円筒状の「ヘリカルマガジン」を搭載するキャリコ。写真は9×19mmを50発込められるタイプです。
ヘリカルマガジンは内部で弾丸が螺旋状に送られるという独特の機構になっており、22LR仕様では100連マガジンも存在しました。
当時は「マグチェンジがやりにくい」などといわれましたが、今となってはP90より素早くチェンジできるそうです。
PP-19 BIZON
ロシア製AKシリーズの1つであるBIZONも、キャリコと同じような「スパイラルマガジン」を使用します。分類的にはSMGとなる銃で装弾数は64発。9×18mm、9×19mm、7.65×25mmといくつかのバリエーションもあります。
マガジンは銃身下部に平行装着しますが、撃つとどんどん重心位置が変化したり、スペアマグの携帯が大変だったりと独特の悩みもあるそうです。
給弾がジャムりやすいといったウワサは(ほとんど)聞かないので、弾送りはスムーズなのかもしれません。
AR15 7.62×39mm仕様
数は少ないですが、7.62×39mmを発射するARも存在します。
AK用のマガジンをそのまま装着するモデルが多いですが、中にはこのように専用マガジンというタイプも・・・。
レシーバーを見るとDPMSの製品です。
7.62×39mm弾はケースの傾斜が強いため、こんな冗談みたいな形状になってしまうそうです。
AR15 9×19mm仕様
AR-SMGとも9mmARともいわれるピストルカートリッジ仕様のAR。一昔前はUZI用のマガジンを使うタイプが多かった気がします。
写真はUZI用のマガジンをつないで延長したものでしょうか。ちなみにアッパーはAR用そのままですね。
M16 5.56mm仕様?
M16です、A1です。口径は5.56mmのはずですが、なぜこんなにひん曲がったマガジンなのかはナゾ。フィリピンでの撮影だそうです。
もしかしたら何かのプロップガンなのかもしれません。
AK用 7.62×39mm 50連マガジン
AK用のロングマガジンで、「AKにもRPKにも使えるよ!」という民間品。価格は33.5USドル。
もともとAK47/AKMは30連、RPKは40連マガジンの装着が一般的ですが、相互に使えるのでAKMにこの50連マガジンを付けてもおかしいということはないでしょう。
AK用 7.62×39mm 65連マガジン
おそらくですが65~70連のバナナマガジン。
きちんとした製品ではなくハンドメイドでくっつけたものに見えます。
AKのマガジンはスチール製で強度があり、スポット溶接などで延長加工も難しくないのだとか。
なお、AKのマガジンは前端を引っ掛けて回転させるように装着するため、これが銃身に当たらないギリギリの長さだそうです。
AR15 P-MAG
つい先日のエイプリルフールあたりに出回った画像。ご覧になった人も多いのではないでしょうか。ガイズリーのハンドガードに換装したNoveskeのM4らしいですが、そのマガジンが・・・。
しかしよく見ると2本め以降は単に床に置いてあるだけです。
P-MAGを2本くっつけるためのアダプタはいくつか市販されていますが、それを使ってもこうやっていっぱい接続はできないのではないかと思われます。
AR15 Surefireマガジン
シュアファイアが発売している5.56mmのハイキャパマガジン。
4列→2列(給弾は1発ずつ)と弾を送りますが、弾丸の公差を吸収するような微妙な角度や内部の凹凸によってスムーズな給弾が可能だとか。
そういえば海兵隊のM27はこのマガジンを使うのでは?といわれていましたが、その様子がないのはやはり値段が高いからでしょうか?
こんな感じでざっとおもしろそうなマガジンを紹介してみました。サバゲでもネタ的にこういった変なマガジンは目立っていいのかもしれません。またそのうち第二弾もまとめてみる予定です。
これは便利!
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