先日さばなびでは以前世界最大リボルバーの記事をご紹介しましたが、今回は世界最小のガンたちをまとめてみました。すべて実弾・実射可能の本物です!
●5.5cmスイスミニガンC1ST、2.34mm口径弾
画像:http://www.swissminigun.ch/gallery_steel.html
手にしてやっとその小ささがわかる、たった5.5cmのスイスミニガン。アップで見ても本物のハンドガンと遜色ない精巧さです。重さは19.8gしかありません。目などに向けて撃たない限りは無害とされながらもやはり銃であることには変わりはなく、また容易に隠せる小ささも危惧されるため、アメリカとイギリスは輸入を禁止しています。下の動画のものは5,500ドル相当の銀、20,000ドル相当のダイヤモンドをちりばめた24金が使用されています。
[youtube width=”580″ height=”344″]https://youtu.be/S6exY346Gto[/youtube]
●1/3スケールコルト1855ルートリボルバー
カナダのデビッド・クーサー氏によって作られた1/3スケールのコルトリボルバー。全長7.62cm、5発充填可能なシリンダー、ハンマーはハーフコック/フルコック両方の機能が備えられています。
●コリブリ2.7mm拳銃
画像:http://vintagesemiautorifle.proboards.com/thread/767/2mm-kolibri
オーストリアの時計職人Franz Pfannlにより1910年に特許が取得され、1914年にリリースされたコリブリ2.7mm拳銃。 市販されたセンターファイアー銃の中で最小とされている銃であり、1938年には製造が中止されているため収集家の間では高値で取り引きされているのだとか。全長11mm、銃弾そのものは0.2g(!)しかありません。
●シガレットケースのビルトイン式電動ガン
画像:http://www.mandatory.com/2012/07/16/10-amazing-real-life-spy-weapons/4
まさに007に出てくるようなこの銃は、反共産主義者暗殺のためドイツに送り込まれたロシア(当時ソビエト)のスパイ、ニコライ・コクロフ氏によって使われたもので、銃弾にはシアン化合物が用いられています。
●1/6スケール1850年イギリス製エンフィールド3バンドパーカッション式ライフル
画像:http://www.waynedriskillminiatures.com/id75.html
1850年製のエンフィールドライフル。製造元や製作者は不明で、全長15.2cm、トリガーガード、ノーズキャップ、バットプレートはドイツ製ということがわかっています。ハンマーはハーフコック/フルコック両方を備え、ロングレンジ調節可能なリアサイトまでついています。
●北朝鮮の秘密諜報員のフラッシュライトガン
画像:http://gizmodo.com/5963367/these-pens-and-flashlight-can-kill-any-human-in-seconds/all
前面に見える3つの穴が銃口になっており、脇にあるボタンを押すことで稼働する仕組みになっています。銃弾を受けても致命傷にはならず、しかし正確で銃とはほとんど判別できない外観です。
●4.5mm口径リップスティック型ピストル
画像:http://www.patriotfiles.com/forum/showthread.php?t=602745
冷戦時代、ロシアのKGBに使用された4.5mm口径の口紅型(!)ピストル。「死のキス」と呼ばれたこの銃はアメリカ・ワシントンD.C.の国際スパイ博物館に収蔵されています。
●ボンドアームズ社バックアップハンドガン
画像:http://guns-pictures.drippic.com/cgi-sys/suspendedpage.cgi
[youtube width=”580″ height=”344″]https://youtu.be/8yjT2xJJTBw[/youtube]
全長約11.5cmのハンドガン。全体的な外観は1860年代のレミントン·ダブルデリンジャーに似ています。弾は2.5インチ45ACPを使用。これだけ小さなコンシールドガンながら通常のハンドガンと同等の威力を持っています。
●ダイソンルプティプロテクターリング
[youtube width=”580″ height=”344″]https://youtu.be/jZX5W4yzkqI[/youtube]
この銃の詳細については現在でもあまりわかっておらず、1800年後半から1900年前半にヨーロッパで作られたと言われており、ギャンブラーに売却されたとのこと。装着したまま発砲した場合の安全性や使用方法、射程範囲など収集家の間ではまだまだ物議を醸しています。
●日本製2mmピンファイアーピストル
[youtube width=”580″ height=”344″]https://youtu.be/bCc4SWFETM0[/youtube]
マッチ箱に入れられた極小の日本製2mmピンファイアーピストル。弾の充填にピンセットを用いる必要がありそうです。数十センチ離れたところからの発砲でアルミ缶の片側は貫通していますね。市販されているもので銃弾20発付きで70ドルだそうです。
いかがでしたか?世界には映画さながらのミニミニガン(とその収集家)がたくさんあるものですね。次回はアメリカ・ワシントンD.C.の国際スパイ博物館レポートご期待ください!(嘘)
引用元:http://io9.com/the-tiniest-cutest-guns-that-shoot-real-bullets-1683682859
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