オーストラリアから、木材だけでリアルなM4A1を作った男の動画が届きました。自宅でできる木製ライフル、以下その動画と詳しい解説です。
[youtube width=”580″ height=”344″]https://youtu.be/BvTq2Vqlslo[/youtube]
まず必要なものは、グラインダー、紙やすり、電動のこぎり、電動ドライバー、木材用ボンド、光沢のあるスプレーペイント(黒)、ハンマーです。
そして3mmと16mmのクラフトボードをそれぞれ1枚ずつ用意します。
はじめに用意した型紙を原寸大の大きさになるように拡大コピーし、張り合わせます。
余白部分を切り取り、ボード貼り付け輪郭をなぞっていきます。
元の写真も手元に取っておきましょう。製作の過程で細部を確認するときに必要になってきます。
輪郭をトレースしました。
銃身の部分は板ではなく木の棒を使うため、別の型紙は別にしておきます。棒はそれぞれ半径1.3cmと0.8cmのもの。
電動のこぎりで切り出しました。次の工程をスムーズに進めるために、全ての面を紙やすりで面取りしておきます。
ハンドガードとストック部分に厚みを持たせるため、木片をかまぼこ型に切り出します。
これを左右から挟むようにして接着します。
グラインダーで溝を掘ります。
細部は型紙をその部分だけ切り取り、マガジンなどの位置を確認しながら高さ、深さなどを調整していきます。
だんだんそれらしくなってきましたね。コツとしては、両側を均等に仕上げるのではなく、片側をまずしっかりと作ることらしいです。確かに両側おなじように見えますが細部は違いますね。
難しそうなボルトキャリア、エジェクションポート周辺の凹凸を半分に割った棒などで表現。こういうときに電動のこぎりの汎用性が出ますね。
すこし先を削って短くしたねじを数箇所打ち込み・・・
肝心のバレルはただ接着するだけでなく、本体の凸部分にはまるように途中まで空芯状に削っておきます。そして最後にスプレーで塗装し・・・完成!
背景が黒くてせっかくの出来が良くわからない!(ちょっと!)
しかしぱっと見にはとてもよくできています。お気づきの方もいるかと思いますが、これトリガー部分が完成してませんね。投稿者いわく「忘れてたわけじゃないが、オーストラリアは銃の規制が厳しいので誤解されないようにそのままにした」ということです。オーストラリアではモデルガンの購入そのものが違法らしく、こういった自作モデルガンに熱意を燃やすのもわかるような気がします。
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